東京都目黒区。中目黒駅から歩いて4分ほどの場所に、“おしゃれすぎる”と話題のおにぎり専門カフェがあります。その名は『Onigily Cafe(オニギリー』。
女性誌やメディアでも大注目を集めているOnigily Cafeは、ファッション誌の撮影やテレビ番組の収録の合間に食べる「ロケ弁」としても愛されています。
今日は2012年から続くおにぎりケータリング『Onigily』オーナー・竹内(たけうち)さんに、モデルや若い女性をトリコにしたおにぎりの秘密を伺いました。
目次
アパレルから飲食店経営に挑戦!お客様の声を形にして生まれた朝食ケータリングOnigily
母親の影響で小さいときからファッションが大好きだった竹内さん。「社会人になっても、好きな髪色をして好きな服を着たい」という想いからアパレル関連の会社に就職。その後アパレルOEMの会社を設立しました。アパレル業界でキャリアを積んできた竹内さんは30歳のときにおにぎりケータリングOnigilyを立ち上げたのです。
飲食事業を立ち上げるきっかけとなったのは、ファッション誌の編集長である友人との雑談でした。2012年当時は、雑誌の撮影やテレビの早朝ロケや撮影で使用する朝食のバリエーションが少なく、ロケ弁がマンネリ化していたんです。
撮影で朝食を利用する友人に『何があったら嬉しい?』と聞いたところ、「おにぎりとちょっとしたおかずがあると朝からテンションが上がる!」という答えが返ってきたんです。ちょうど新しいことしたいと思っていたタイミングと重なり、飲食事業をスタートすることを決意しました。
現場の声から生まれたメニューの数々。人気の肉巻きおにぎりもモデルさんの声から誕生!
メニュー開発にあたり、お客様が求めているものを徹底的にヒアリングした竹内さん。お客様の元へお届けするケータリングは、店舗とは違ってお客様が食事をするところに立ち会えません。そのためお客様の声を聞いて、お客様がほしいものを商品化していったそうです。
ケータリングで人気No1の肉巻きおにぎりも「朝からテンションが上がるお肉が食べたい」という、現場のモデルさんの声から生まれたもの。
また、「フルーツやパンも一緒に頼みたい」というリクエストに応えて、フルーツの盛り合わせや一口サイズのラップサンドもメニューに加わりました。
おしゃれVSコスト。お客様の予算内で最高のおにぎり体験を
「朝食はその1日で初めての食事です。Onigilyを見て『今日も1日がんばろう』と思える“見た目”も大切にしています。一方で、見た目にコストをかけすぎると中身が見劣りしてしまうので、見た目と中身のバランスにこだわりました」と語る竹内さん。
ファッション雑誌の撮影で使用する朝食からスタートしたOnigily。モデルやメイクさんなど女性をターゲットにしているため、おしゃれな梱包を追求した商品構成によりすぎると、その分コストもかかってきます。お客様の予算の中で満足してらえるようお客様目線で改良を重ねたのが今のOnigilyです。
たとえば、小さいお弁当に付けていたお箸は使わない方も多くいました。そこでカトラリー類はオプションにして必要な方のみ選べる仕様にチェンジ。
必要な方だけオプションで頼めるシステムにすることで、お値段も安くなります。無駄なゴミも出ず環境にも優しいので一石二鳥です。
このようなちょっとした工夫と努力を重ね、手が届きやすいおしゃれなおにぎりが出来たのです。
長野県のお米を使った、ふわっと食感が自慢のおにぎり
Onigilyのこだわりは、見た目やコストパフォーマンスだけではありません。おにぎりの命である「お米」にもこだわっています。
「せっかくおにぎりをつくるならおいしいお米を握りたい」そんな想いのもと、さまざまな品種のお米の食べ比べをして選び抜いたのが、竹内さんの地元である長野県のコシヒカリでした。
冷めてもお米の粒が立っているのが特徴の長野県産のお米を、空気を含ませながら握ることで、冷めてもにぎりたてのフワッとした感覚が楽しめます。
お客様が食べるシーンをイメージ。心をこめてにぎられたおにぎり
竹内さんがおにぎりをつくるうえで一番大事にしていることを伺ったところ、「食べていただくお客様をイメージすること」という答えが返ってきました。
2012年から始まったOnigily。当初は竹内さん1名で行っていましたが、スタッフも増えてつくる工程がマニュアル化されてきました。1日に数百個のおにぎりをつくるため、単純になりがちな作業。しかし、「おにぎりの先には食べるお客様がいること」スタッフ全員がつねに意識しているそうです。
たとえば、おにぎりが取りやすい向きに入っているか、米粒が海苔の上についていないかなど「自分がお客様だったらどんな感情になるか」を常に意識してつくっています。
心をこめてにぎられたおにぎりには、Onigilyのキャッチコピー「Have a rice day」には、この朝食で素敵な1日にしてくださいねという想いが込められているそうです。
たった3ヶ月でおにぎり屋を開業!実はマイナスからのスタートだった!?
2023年に11期目を迎えたOnigily。竹内さんはOnigilyを開業した当時の様子を懐かしそうに語ります。
「朝食ケータリング事業を始めることを決意したときは、とにかく時間との戦いでした。メニュー構成、厨房スペース、内装、お米や容器など仕入れ先の剪定、保健所の申請、オーダーを受け付けるホームページ、ロケバスに渡すチラシなど、3ヶ月間でお客様に届けるまでの基盤を作りました。
一方で、当初は利益を度外視して運営していたこともあったそう。最初はデリバリーする車の用意が間に合わなかったので、近隣のご注文は電車や自転車で配達しましたね。早朝の電車が動いていないときは、タクシーで運ぶなどインフラが整うまでは採算を度外視で、お客様のニーズに応えることだけに集中していました」
「おにぎりを通じてお米をもっと食べてほしい!」グルテンフリーのおにぎり
中目黒に店舗をもつOnigily。洗練されたカフェのような空間は、女性1人でも気軽に足を運べる店構えです。おしゃれな店内とかわいいおにぎりは写真映え抜群。
カフェ感覚で使ってもらえる空間にすることで「おにぎりってこんなにおいしかったんだ」とお米の魅力を感じてもらえるきっかけになってほしいという竹内さんの願いが込められています。
そんな竹内さんは、実は元パン派。おにぎり専門店を経営するようになってから「グルテンフリー」の魅力に気づいたそうです。
パンの小麦に含まれる「グルテン」の過剰摂取には、依存性などのデメリットがあります。またお腹にたまりづらい面も。一方で小麦やバターが入っていな砂糖が使われていないお米は、健康に良いグルテンフリー食材です。
いま、食べているものが5年後の身体をつくるといわれています。ファーストフードの代わりに5回中1回でもおにぎりを食べることで、身体の内側から健康をつくるお手伝いができればうれしいです」
Onigilyのご注文・ご予約はくるめし弁当で
罪悪感なく安心して食べられるおにぎりを食べて、朝からほっこりとした幸せな気持ちになりませんか?竹内さんの想いがぎゅっと詰まったおにぎりは、くるめし弁当で配達できます。
・朝からがんばるゲストに笑顔になってもらいたい
・予算内で“映える”軽食を探している
・移動中でも手軽に食べられる軽食を探している
このようなシーンでOnigilyは大活躍です。朝食ケータリングの候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
🍙Onigilyのご予約、ご注文はこちら🍙
https://www.kurumesi-bentou.com/onigily/
Onigily Cafe 店舗情報
店名:Onigily Cafe(オニギリーカフェ)
住所:東京都目黒区中目黒3-1-4 山の手コーポ 1F
電話番号:03-5708-5342
営業時間:8:00~16:00
定休日:不定休
公式HP:http://onigily.com/
Instagram:https://www.instagram.com/onigily_cafe/?hl=ja
★2023年 10/7 代々木公園店グランドオープン
住所: 東京都渋谷区富ヶ谷1-9-15-101
電話番号: 03-5738-7306
定休日:不定休
営業時間:8:30〜20:00
OPEN 8:30AMーCLOSE 8:00PM
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