花屋がつくる「Spread」の“萌え断”サンドイッチ!美しさとおいしさを生み出す職人技とは

武蔵小山駅から商店街とは反対方向に4分ほど歩くと見えてくる、カフェと花屋が融合したお店「Spread」。断面の美しいサンドイッチと、華やかな花々が迎えてくれるお店です。

今回は「Spread」の店主、森たかねさんにお話を伺いました。フラワーコーディネーターがつくる「萌え断」サンドイッチは味もピカイチ。そのおいしさに隠された工夫について語っていただきました。

花屋の技術をサンドイッチに。「Spread」に込めた想い

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18年近く花屋を営んだ森さんは、2020年11月にカフェ「Spread」をオープンしました。フラワーコーディネーターの技を活かし、フラワーアレンジメントの要領で、カラフルで綺麗な断面のサンドイッチを作りたい。そう思い立って、カフェの経営を始めたそうです。

花の仕入れをしていた大田市場では、花き部と青果部が隣接しており、カフェを始める際の仕入れ先の不安なども少なかったと語ります。

店名の「Spread」は、もともと営んでいいた花屋の屋号「Spice」に近い響きの単語から探し、パンやクラッカーに塗るジャムなどの“スプレッド”、おいしさが“広がる(spread)”の意味も込めました。

美しさとおいしさの両立!映える「萌え断」を作るのは繊細すぎる調理工程

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一度見たら忘れられない、カラフルで印象的な萌え断サンドイッチ。その美しい断面を保つためには、徹底した下ごしらえが欠かせません。

サンドイッチの大敵は水分。トマトは1つずつ種の部分を取り除き、水分をしっかりと抜いています。ラペの材料など、味付けをする野菜は、調理の後、しばらく放置して水分を抽出し、充分に水切りした上でサンドイッチに挟むようにしています。水を切る工程を挟むため、そのまま食べる味付けより、やや強めに味を付けるのがポイントだそうです。

これに加えて、パンには四隅まできっちりとバターを塗り、時間が経っても硬くならないように細心の注意を払います。スタッフ全員が同じ品質でサンドイッチを作れるよう、卵は何個を何分茹でるのが最適かなど、美しい色味を保つために研究を重ねました。

見た目の芸術性とおいしさを両立させるため、細部に至るまで心を込めて作業を行っています。思わず写真に撮りたくなる萌え断サンドイッチは、まさに職人技の結晶です。

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花束みたいに届ける。サーモンの萌え断サンド

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お客様にもファンが多い「サーモンの萌え断サンド」。サーモンマリネはもちろん自家製で、アクセントのクリームチーズと紫キャベツのラペが絶妙な味わい。ラペには隠し味としてクミンを使用するなど、他のお店とは一味違う新しいおいしさを楽しむことができます。

フラワーコーディネーターの技とこだわりは包装にも。受け取る人のことを想い、まごころをこめてラッピングしています。花束をもらったときに思わず笑顔になるような、そんな温かさがサンドイッチからも伝わってきました。

市場直送の野菜でつくる。自慢の自家製副菜は目にも鮮やか

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お店自慢のローストビーフも手作りしています。ほんのり優しいピンクの断面と柔らかな歯ごたえが特徴で、サンドイッチの具材としてだけでなく、副菜としても使用されています。

酸味の効いたピクルスも大人気です。すぐに無くなってしまうため、大きな樽で漬けられており、爽やかなお口直しとして好評です。

どこまでも広がる「Spread」のおいしさ。あらゆるシーンで楽しんでもらえるサンドイッチを目指して

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「懇親会、ロケ・撮影、差し入れなど、さまざまなシーンでサンドイッチを楽しんでほしい。」と語る森さん。

お客様からは「華やかなフルーツサンドを、男性社員も喜んで食べていた。」「撮影の差し入れに持って行ったら大変喜ばれた。」という声が多く寄せられ、「Spread」のサンドイッチが幅広い場面で活用されていることが、嬉しい驚きだったとか。

これからもお客様の喜ぶ声をもっと多く聞けるようがんばりたいと、笑顔で語ってくれました。

Spreadのご予約・ご注文はくるめし弁当で

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綺麗な断面が特徴のボリュームサンドイッチ「Spread」。細部までこだわりを詰め込んだ萌え断サンドイッチだけでなく、自家製の副菜も魅力です。

・見た目や美しさにこだわりたいときに
・ひと手間加わった新しい味わいを楽しみたい人へ
・特別な日の贈り物やサプライズプレゼントとして

Spreadのサンドイッチは活躍します。朝ごはんやお昼ご飯としてはもちろん、大切なシーンの差し入れとして、ぜひご活用ください。

https://www.kurumesi-bentou.com/spread/