1985年創業の老舗中華「喜山飯店」。本場の料理人が手がける味が多くの人をとりこにし、なんと日本ロケ弁大賞2024で金賞を受賞。
今回の動画では、お笑いコンビ・ママタルトの大鶴肥満が、YouTubeチャンネル『BENTOBEN – 弁当弁 –』に登場。
「喜山飯店」の大人気弁当を前に、本能のまま食べて語って笑って妄想する、お腹も心も満たされる時間が展開されます。
動画内では、大鶴さんが独特な感想を語りながら、どんどんテンションが上がっていく様子がリアルです。
「喜山のお弁当は宝石箱」と語るほどのテンションで、思わず涙を流す場面も。お弁当の具材を“野球の打順”に見立てる妄想もはじまり、思わず笑ってしまう展開へと続きます。
“理想の完全食”に近いお弁当

動画のはじまりは、なんとも魅惑的なナレーションから。
マーボーナスは「歯がなくても食べられる」ほどトロトロ、エビチリはプリプリ、チンジャオロースはシャキシャキ。
どの具材も、素材の柔らかさと油のうまみがしっかりと染みていて、ごはんとの相性が抜群だと大鶴さんは語ります。
印象的だったのが、「マーボーナスは水分、ごはんは陸」という食べ方理論。
マーボーナスで口の中が“海”になったら、そこにごはんという“陸”を入れて、味を着地させるという、独自すぎる食のワールドが展開されます。
「どれから食べる?」とパニックになる幸せ

お弁当を前に、「唐揚げか、マーボーナスか、エビか……」と何度も迷って、最終的には笑顔でパクッ。
ごはんが三角形に分けられたのを見てピザみたいだと思った大鶴さんは、その上にチンジャオロースを乗せて“チンジャオロースピザ”と命名。さらに大きなひとくちでパクッ。
一つひとつの食材をしっかりと味わいながら食べるその姿勢は、ただの食レポを超えて、“自分だけの楽しみ方”を見せてくれているようです。
喜山飯店のお弁当を“打線”にたとえてみたら

動画の後半では大鶴さんがプレートに具材を詰めながら、喜山の具材をプロ野球選手に見立てて、理想の弁当打線を組み立てる妄想コーナーがスタートします。
まずは、“高校時代の中田翔くらいごはんをパンパンに詰める”という夢を叶えるところから。
- 1番 高橋由伸(マーボーナス):パンチの強さが先頭打者本塁打級
- 2番 谷 佳知(キクラゲタマゴ):攻撃的なスタイル
- 3番 小笠原道大(シュウマイ):独特な打ち方=“包んだだけ”
- 4番 チンジャオ・ローズ(ピーマンと豚肉の細切り炒め):ホームラン数の多さで堂々の4番
- 5番 アレックス・カラアゲ(鶏の唐揚げ):安心と信頼のど定番
- 6番 エビ チリ之助(エビチリ):エビが有無でチームの強さが変わる
- 7番 吉川春巻(春巻):守備範囲の広さ=包容力
- 8番 タマゴト 勇人(キクラゲタマゴ):ピッチャーとして卵が再登場
- 9番 スコット・トマトソン(ミニトマト):守護神的ポジション
料理名とプロ野球選手が脳内で入り混じりながら、お弁当を丸ごとチームとして捉える発想がユニークすぎてクセになります。
タイトルを『2009年巨人軍』とし、どこを取ってもごはんが進む打線が完成しました。
お弁当への愛が、まさかここまでの妄想を生むとは…!という感動すら覚えます。
お弁当が教えてくれるのは、“正解のない楽しみ方”

動画のラストには、大鶴さんが自分なりの“理想のお弁当”を完成させていきます。
どの具材をどこに置くか、どれを何番にするか。すべてに明確なルールがあるわけではなく、自分なりの基準で楽しんでいる姿が非常に印象的です。
喜山飯店のお弁当は、どれも主役級。だからこそ、“どう食べるか”にその人の性格や好みがにじみ出て、それがまた見ていて面白い。
食べる順番や組み合わせに正解はなく、それぞれの楽しみ方があるのだと気づかされます。
動画を見終わるころには、きっと「自分ならこのおかずを何番にするかな」と考えているはず。
おいしいものを前にしたときの、ちょっとした迷いも含めて、“お弁当って楽しい”と感じられるでしょう。
最後まで笑って、最後にはお腹がすく。“お弁当って最高!”を全力で実感できる動画は、こちらからチェックしてみてください。
喜山飯店について

本格中華弁当を提供する喜山飯店。ロケ弁として業界内外に広く名を知られており、2024年には第1回 日本ロケ弁大賞 金賞にも輝きました。宅配だけでなく、店頭でテイクアウトのお弁当も購入することができます。
店舗名:喜山飯店
所在地:東京都杉並区上高井戸1-23-15
電話番号:03-5357-8738
公式サイト:https://kizanshop.jp/