“懐かしさ”を包む味。熊元プロレスが語る「お弁当のポパイ」のおにぎりが思い出までよみがえらせる理由

丁寧に手づくりされたおにぎりと、どこか懐かしさを感じる揚げ物の香り。練馬区の人気店「お弁当のポパイ」の定番・おにぎり弁当は、その素朴さゆえに多くの人の記憶を呼び起こします。

今回の動画では、お笑いコンビ・紅しょうがの熊元プロレスさんが、そんなポパイのお弁当をじっくりと味わいながら紹介しています。

「懐かしい」と思い出に浸りながら、自身のエピソードや感情を重ねて語る熊元プロレスさんの姿や自分だけのメニューをホストクラブにたとえるユニークな発想にも注目です。

開けた瞬間「あの頃」を思い出すお弁当の香り

画像

熊元プロレスさんは、上京して3回目のロケでポパイのお弁当に出会います。口に入れた瞬間、「初めてなのに懐かしい」という感動を味わったと言います。

そしてお弁当のふたを開けた瞬間、手作りのおにぎりの匂いに揚げ物の香りが重なり、“お母さんが作ってくれたお弁当”と同じ匂いがすると、その魅力を語りました。

ところが、実際にはその香りの正体は自分のお母さんが作ったお弁当ではなく、“他の子のお弁当から漂ってきた匂い”だったのだそうです。

その匂いをおかずに自分の白ご飯を食べていたという、驚きのエピソードも飛び出しました。

ただの“お弁当”じゃない。具材に込められた個性とストーリー

画像

ポパイのおにぎり弁当には、ツナや昆布といったシンプルながら奥深い味わいのおにぎりが詰まっています。

なかでも熊元プロレスさんは、昆布のおにぎりに特別な思いを寄せており、「昆布のようなシンプルな人が好き」と語ります。

服装や持ち物が飾り気なく、Tシャツにジーンズのようなラフさを好む人を昆布になぞらえる感覚がユニークです。

初めて付き合った昆布のような彼に毎日千円を渡していた思い出がよみがえり、その千円札がまるでおにぎりを巻く海苔のように思えてくるのだとか。

さらに唐揚げを頬ばりながら、「なんで冷めているのに、こんなに柔らかいんやろ」とつぶやきます。その喜びを、好きな人と一緒にお風呂に入ったときに水があふれる感覚にたとえて語る姿は、まさに熊元プロレスさんらしいユニークな表現です。

勢いよく水を飲んだ熊元プロレスさんは、「最後に飲む水がめちゃくちゃうまい」と目を輝かせます。ただ水がおいしいのではなく、ポパイのお弁当を食べたからこそ水まで格別に感じられるのだと熱弁。

こうして具材一つひとつに自分だけの“物語”を見出していきます。まるで、一つのお弁当のなかに人生の思い出をギュッと詰め込んだような、濃密な時間が流れました。

お弁当を“ホストクラブ”に?ユニークすぎるオリジナル構成

画像

動画の後半では、熊元プロレスさんがオリジナルのポパイのお弁当を作ることになり、まさかの“ホストクラブ”に見立てて、メニューを組み立てていきます。

真ん中のVIPルームには「シンプルなのにカッコいい」と、反町隆史さんをイメージしたツナマヨおにぎりを配置。

同じVIPルームには昆布おにぎりの竹野内豊さんが並び、「こっちも食べて、こっちも食べる。それがビーチボーイズなんです」と、まるでドラマの世界のような妄想が広がります。

さらに贅沢に3つ目のおにぎりとして、明太子おにぎりの豊川悦司さんを加え、「みーんな一番」だと乙女の笑顔を見せる熊元プロレスさんが印象的です。

ホストクラブのヘルプとして欠かせないのがウインナー。ここにはドカベンの不知火守を当てはめ、「ギラギラした若手が売れているホストを見て育っていく」と自信満々に語りました。

唐揚げはなんと4個も入れるというガッツリメニューで、フードファイターの小林尊さんにたとえます。熊元プロレスさんにとって、小林さんは“食べることは生きること”を教えてくれた特別な存在なのだそうです。

シュウマイは3番目の彼氏、ポテトサラダは通っているホストクラブ「CANDY」の象徴とされ、ホストクラブの中にさらに小さなホストクラブを入れるという贅沢な構成で弁当が完成しました。

熊元プロレスさんがつけたホストクラブの名前は「CLUB欲望」。その名のとおり、熊元プロレスさんの“好き”が詰まった理想のお弁当です。

どれも人生の思い出や人とのつながりにリンクしていて、お弁当という枠を超えた“語れるお弁当”になっているのが強く印象に残ります。

ポパイのおにぎり弁当は“体験”そのもの

画像

オーベルジーヌのお弁当には、ケンコバさんの語りを引き出すだけの力がありました。

飾らない言葉と、少し照れながらも本音を語るその姿が、この“欧風カレー弁当”と見事に重なります。

お弁当が映し出すのは、“自分の気持ちに正直に食べる時間”のような温かさ。見ているこちらまで、食事を大事にしたくなるような、不思議な余韻を残す一品です。

日々の暮らしや立場に応じて、頼むメニューも変わることでしょう。しかし、たったひと口の甘口カレーにこそ、自分の “素の味覚”や“本音”が宿っているという小さな真実が、お弁当をめぐるトークからじんわりと伝わってきました。

笑えて、沁みて、ちょっとお腹が空く。そんな“オーベルジーヌの欧風カレーの物語”を、ぜひ動画でも味わってみてください。

お弁当のポパイについて

画像

手作りの味にこだわる「お弁当のポパイ」は、練馬区を拠点に日替わり弁当やオードブル、ロケ弁などをお届けしています。テレビ局やスタジオでも親しまれてきた定番のおにぎり弁当をはじめ、ご要望に応じたオーダーも承ります。

店舗名:お弁当のポパイ
所在地:東京都練馬区豊玉北3丁目15番3号
電話番号:03-3993-3414
公式サイト:http://www.lunch-popeye.co.jp/