2024年、第1回 日本ロケ弁大賞で「金賞」を受賞した『おにぎりチャカス』。
『おにぎりチャカス』は2018年9月に企業向けのデリバリーを開始しました。事業のルーツは、2017年に渋谷でオープンした日本茶とおにぎりのカフェ。「本格的でおいしい日本茶をコーヒーやペットボトルのお茶のように気軽に楽しんでほしい」というコンセプトを掲げ、日本茶とおにぎりをセットで提供していました。
おにぎり2個と、唐揚げ、しゅうまい、だし巻き玉子。一見素朴でシンプルなお弁当に多くの人々が強く惹かれる理由とは……。
『おにぎりチャカス』のおにぎりは「手握り」にこだわっており、時間が経ってもふんわりとした食感が特徴。今回は、おにぎりのおいしさや、お弁当づくりへの熱い想いを、店主の染谷さんにお伺いしました。
目次
日本茶とおにぎりのカフェからはじまった『おにぎりチャカス』
そこで日本茶はもちろんのこと「おにぎりがおいしい!」というお声を多くいただいたのだそう。
そんなお声にこたえて、企業のキックオフやランチミーティング等におにぎりやお弁当を宅配し始めたことが、本格的にデリバリー事業をスタートするきっかけとなりました。設立当初は、カフェの店舗営業と平行していたこともあり、お弁当の仕込みは決まって営業終了後の深夜から営業開始前の早朝にかけて。
「今はだいぶお店が増えましたが、その当時は500円前後で早朝に頼めるお店が限られていたので、そこでおいしいおにぎりを提供するぞ!という気持ちで毎日取り組んでいました」
コロナ禍に迎えた転換期と急成長
そのようにお弁当を届けて徐々に規模も大きくなっていた矢先、コロナ禍という大きな転換期がやってきます。飲食業界全体が打撃を受け、周りの飲食店も規模を縮小したり休業するなど選択を迫られる中、染谷さんは企業向けのデリバリー事業をさらに伸ばすという選択をしました。
2020年4月~5月に発出された緊急事態宣言。渋谷のカフェは休業せざるを得ませんでしたが、新たなブランドや商品の構想に時間を費やし、アクセルを思いっきり踏み込めるよう準備を進めたといいます。
2020年6月、7月頃から徐々にロケ弁など企業向けのデリバリーが復活してきたと同時に、染谷さんが準備を進めていた新ブランドや商品がお客様から多くの支持を集めました。
「コロナ禍はカフェの営業ができないなど、辛いこともありましたが、デリバリーに振り切って色々な準備を進めたからこそ今の『おにぎりチャカス』があると思います」
お客様の声、一つひとつが宝物
第1回 日本ロケ弁大賞を受賞したことについて伺うと、お客様に安心して頼んでもらう後押しになっているのではないかといいます。
「今回日本ロケ弁大賞の金賞を受賞したことで、お客様の安心感につながっていると感じています。私たちはお客様の声を大切に考えているのですが、デリバリーでは直接お客様の反応を見ることができないので、口コミには一つひとつしっかりと目を通しています。良い内容のものは励みになるし、悪い内容のものは改善ポイントになる、いわば宝物です。口コミから得られたものを取り入れて改善していく、その積み重ねが今回の受賞につながったと思うので、お客様と一緒に歩んでこれて良かったと思います」
おにぎりは手握り。手間暇かけたおいしさが自慢
「このお弁当なら安心して食べられる、飽きのこない、極論毎日でも食べられるようなお弁当を目指したいと思っています」
『おにぎりチャカス』のお弁当のこだわりは、既製品を使用せずすべて手づくりであること。看板商品のおにぎりも、型や機械を使用することが一般的になってきている中、ふっくらしたやさしい食感が楽しめるよう一つひとつ手で握っています。副菜のだし巻き玉子も、もちろん1枚ずつ店舗で巻いています。
「あとは、なんといってもお米にこだわっています。『おにぎりチャカス』ではふなくぼ商店というお米屋さんの5ツ星お米マイスターがセレクトした、甘味があって、冷めても硬くならずおいしく食べられるお米を使っています。実際に数十種類、全国各地のものを試食した上で選定しました。あとは、お弁当はどうしても時間が経ってから召しあがることが多いので、少し塩味を強くして、味がしっかりと残るように意識しています」
定番は定番でも“究極のド定番”を目指す
今回は、第1回日本ロケ弁大賞で「金賞」を受賞した『おにぎり2個+惣菜3種類Aセット』(税込540円)に焦点を当てます。
おにぎりとの組み合わせとして定番の惣菜、「唐揚げ・しゅうまい・だし巻き玉子」誰からも愛される惣菜で、見るだけで食べるのが楽しみになるのではないでしょうか。染谷さんは、究極のド定番を目指してこの組み合わせを選んだそうです。
『おにぎりチャカス』は、様々なカスタマイズができることも食べる人の心をつかむポイントのひとつです。メインのおにぎりはなんと24種の中から2種類選ぶことができます。加えて、玉子の副菜をだし巻き玉子と味付け卵から選び、唐揚げの味付けも塩にするか甘辛にするか…組み合わせは無限大で、自分好みのお弁当を作り上げることができます。
一般的には、梅やツナマヨなど王道の味に集約されがちなおにぎりですが、お客様の細かなニーズに応えるべく今のスタイルになったといいます。
「惣菜3種セットで選べる味付け卵ももちろん手作りです。自分たちで醤油などの調味料から調合しておにぎりに合う味付け卵をつくっているので、ぜひ一度食べてみて欲しいですね」
そんな方々にも本当においしいおにぎりを楽しんでほしい。その思い一つで手間を惜しまずお弁当をつくり続けていると語る染谷さんが印象的でした。
コンセプトは、お母さんが作ってくれた遠足のお弁当
「『おにぎり2個+惣菜3種類Aセット』は、昔親がつくってくれた遠足のお弁当がコンセプトになっています。メニュー自体は普遍的でオーソドックスなものだけど、毎日食べても飽きない、どこか懐かしさを感じたり、なんか食べたいなと思える。ふとした場面でパっと思い出してもらえるようなお弁当を、今後も突き詰めていきたいです」
これからもお客様と二人三脚でお弁当をつくり続けたい、そう語る染谷さんがとても印象的でした。
『おにぎりチャカス』について
おにぎりは、型を使わずやさしく手握りしているため、時間が経ってもふんわりとした食感であるのが特徴です。具材も豊富に取り揃えており、どんな方でも楽しめるラインナップを揃えています。
お店特製の出汁をたっぷり含んだ本格だし巻き玉子と、オリジナルのタレに漬けた鶏の唐揚げが自慢です。ぜひご賞味ください。