24歳の男の挑戦。ビストロクローバー

東京都江東区北砂。
閑静な住宅街の一角に、連日満席の洋食屋があります。お店の名前は「クローバー」

24歳で独立。
くるめし弁当の「会議・接待弁当部門」でもランキング上位に入るお弁当をプロデュースする、株式会社さいとうフーズの齋藤さんに、独立の経緯や、若くして脱サラした理由について語っていただきました。

寝ずに必死に働いた10代

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初めまして、くるめし弁当で「肉割烹さいとう」と「ビストロクローバー」という屋号名でお肉のお弁当を掲載している、齋藤(さいとう)です。

おかげさまで、独立をして5期目を迎えることができました。

今日は、私の生い立ちを知ってもらえたらなぁと思います。


あまり思い出したくは無いのですが、10代の頃はとにかく仕事をしていました。


当時の一日を振り返ると、朝からランチまでプールの監視員。

ランチから夜は焼肉屋でホールのアルバイト。
ここではマネージャーを任されていました。

それが終わると、夜から明け方までBARでアルバイト。

若かったからできたというのもありますが、18歳から数年間、アルバイトが主体の生活をしていました。



ありがたいことに仕事に明け暮れる中でいろんな人から可愛がってもらい、様々な経験をさせていただきました。
そしてたくさんの人と触れ合う中で人が好きになりました。

2年連続全国ナンバーワン営業に

22歳で大学を卒業した後は、大手メーカーに営業職として入社しました。
従業員が1,000名以上の上場企業です。

そこで2年連続、全国売り上げトップの営業マンになることができました。

学生時代に寝ずに働いて、人と触れ合った経験が生きたおかげか、お客さんから教えていただきながら、数字を達成する事ができました。

ですが、その会社は昔からある企業のため年功序列。
いくら頑張っても、数字が給与に反映されません。

営業をされた経験のある方は分かると思うのですが、前年の数字がベースになるので、それを毎回超えるのはかなりのプレッシャーです。

「20年後、僕はどうなっているのだろう?大手企業だから支店長くらいかな?」そんな未来がぼんやりと想像できました。だったら自分の力で稼ぎたい。

そう思い24歳の時に脱サラを決意しました。

24歳で社長。ゼロからのスタート

「ここから僕の人生がスタートする」そう意気込んで独立。選んだ業種は飲食です。
飲食店の世界はとても厳しく、3年以内に潰れるお店が7割と言われています。

ですが、厳しい世界だからこそやりがいも感じられるし、何よりも人が好きだったので、人が集まれる場を作りたいと思ったのが大きな理由です。

僕が肉料理を選んだのは、以前アルバイトしていたのが焼肉屋ということもあり、肉の経験があったこと。
そして一緒に働いていた料理長が協力をしてくれたからです。

写真の真ん中に写っている彼とは長い付き合いですね。

お客様の目線を第一に

シェフ特製三種大満足弁当 (ハンバーグ・ローストビーフ・スパイシーチキン)-mainlargeimage

焼肉屋のホールや営業をやっていた頃から、商売はお客様ありきで成り立っている と実感することが多々ありました。なので、常にお客様目線を大事にしています。

例えば容器も、お弁当を発注した幹事様がゲストに出した時に恥ずかしくないものを想定しています。
だからこそ、容器の大きさや色、質感にまでこだわっています。

また、お弁当とレストランでは、お客様との会話の数も格段に変わってきます。
だからこそ、お客様との接点が少ないお弁当はより力を入れて調理盛り付けしています。

配達も自分たちでやっているので、実際に召し上がるお客様をイメージして作ることをスタッフ一同意識していますね。

最近嬉しかったのは、くるめし弁当でお弁当を食べてくれたお客様が、レストランに来店してくださったこと。
お弁当から繋がりができて、良かったなぁと嬉しく思いました。

食材の価格は高騰するが…

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ご存知の方も多いと思いますがここ最近、コロナウイルスをきっかけに食料品全般が値上げしています。
特に肉は、ものによっては1.5倍の仕入れ値になっているものもあります。

本当は値上げをしたい気持ちがありますが、お客様にとってみたら関係のない事なので、配達のコストを下げたり、お弁当以外の部分でやりくりしていますね。

進化する副菜

極上牛すき焼き弁当-thirdlargeimage

2019年の10月からくるめし弁当に掲載させてもらうようになりました。
その中で副菜は常に進化をしてきましたね。

お弁当を作り続けているうちに、水分の多いものは劣化しやすいとか、時間がたっても美味しい副菜に共通する事はなんだろう。など、試行錯誤しながら改善を繰り返していきました。

副菜が4つ入る容器を使っているのですが、お客さんの立場に立った時に、全て味付けが違う方がお弁当を楽しめるんじゃないかな?と思い、以前は全てごま油だった調味料を、出汁・醤油・梅肉・コンソメ・醤油など、味に変化を持たせるように工夫しました。

また、チャプチェもサッパリさせるために春雨サラダに変更するなど、現状に満足せず、常にお客様に求められるトレンドを追って行こうと思います。

高級なお肉を5種類選べるお弁当を開発中

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今後は、焼肉屋みたいに、色々な種類のお肉が選べるお弁当の開発をする予定です。

お客様の中でもお肉の食べ比べができると思いますし、目で見ても楽しいものが作れそうな気がして、ワクワクしています。

また、お弁当専用のキッチンも稼働させる予定です

今はレストランでお弁当を作っているので、一日に提供できる量は限られておりますが、今後は今よりも安心安全なキッチンで、提供できる食数も増やしていきたいですね。

一番のオススメはシェフ特製ハンバーグ弁当

シェフ特製ハンバーグ弁当-mainlargeimage

一番のオススメのお弁当は、「シェフ特製ハンバーグ弁当」。
シックでおしゃれな容器、自慢のハンバーグ、洋風出汁で炊いたご飯、味の違う副菜など当店自慢の食材が一箱にギュっと詰まった自信作です。

見た目は小ぶりですが、ご飯がしっかり入っているので、男性の方でも満足していただけるボリュームです。

ビストロクローバーのご予約はくるめし弁当で

ビストロクローバー|洋食店のお弁当が800円~

元トップ営業マンがプロデュースする「お客様のことを第一に考えたお弁当」は、くるめし弁当からご注文・ご予約いただけます。

限られた予算の中で、ゲストに喜ばれるお弁当を出したい方、大切な人をもてなしたい方にもおすすめのお店です。

▼ご注文・ご予約はこちらから
ビストロクローバー
https://www.kurumesi-bentou.com/clover/

肉割烹さいとう
https://www.kurumesi-bentou.com/saito/