重役会議やおもてなしには「新橋演舞場・演舞場の台所」の奥ゆかしい和食弁当で褒められ幹事に

誰もを魅了する、日本が誇る歌舞伎やお芝居。
創業90年以上の新橋演舞場は、東京銀座にあり歌舞伎や多彩な演目を上演する劇場です。

そんな観劇の楽しみのひとつに幕間にお召し上がる、「幕の内弁当」があります。新橋演舞場では演目にちなんだお弁当も販売しており、お弁当もお客様の楽しみのひとつです。

今回の記事では、そんな奥ゆかしい新橋演舞場のお弁当を作っている、演舞場サービス株式会社の商品開発担当である白井さんにお話を伺いました。「新橋演舞場 演舞場の台所」がつくる、舞台だけではない新橋演舞場のお弁当のこだわりに迫ります。


接客業のプロフェッショナルと熟練和食料理人の融合。劇場の和のテイストを120%表現した新橋演舞場のお弁当

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お話を伺ったのは、新橋演舞場の商品開発を担当している外商部の白井さん。15年間大型飲食店の運営に携わっていた白井さんは接客業のプロフェッショナルです。

白井さんは長年の飲食経験を活かして「お客様にどれだけ感動してもらえるか」をモットーにされています。
お弁当は飲食店のように、空間、接客、音楽、調理シーンなどの要素が伝わりません。そのため、お弁当の蓋を開けたときにどれだけお客様に感動してもらえるかを日々研究しているそうです。

新橋演舞場の味を支えるのは、これまで数々の和食料理に携わってきた熟練の料理人。たしかな腕を持つ熟練の料理人と白井さんがタッグを組むことで、華やかで繊細な新橋演舞場のお弁当が誕生したのです。


新橋演舞場といえば煮物!おいしさの秘密は自慢の出汁と炊き方にありました

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新橋演舞場のお弁当を語る上で欠かせないのが煮物です。新橋演舞場の煮物が長年にわたり愛される最大の秘密は、食材毎に炊き方と出汁の配合を変えているから。そのため、人参専用の鍋やカボチャ専用の鍋、こんにゃく専用の鍋など、食材によって専用の鍋を用意しています。

食材ごとに出汁の配合や調理法を変えることで素材の味を引き立たせているそうです。

その日の気温や湿度に合わせて出汁の取り方を変更したりと、食材が一番おいしく食べられるように調理工程を工夫することで、いつ食べてもおいしい煮物が完成するのです。


衛生管理も完璧に。自分の家族に自信を持って出せる安心安全なお弁当

衛生管理のためには、多少の不便さと手間を惜しみません」と語るのは白井さん。1日に数百食以上のお弁当を製造する新橋演舞場は衛生管理にもぬかりがありません。

「自分の家族にも自信を持って出せるように、安心安全を意識しています」と白井さんが語っていたのが印象的でした。

調理をするときも衛生面が担保された土俵を作り、その上でおいしい料理を作ることを心がけているそうです。調理場の床も常にピカピカ。みんなで衛生管理を徹底する風土が根付いています。

季節の食材と季節メニューで年に一度の思い出を。細部に宿るおもてなしの心とは?

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「新橋演舞場の魅力をお弁当でも伝えたい」そのような想いから白井さんと料理人で試行錯誤しながら誕生したのが、季節メニュー。お客様に日本の四季をお弁当でも味わっていただくため、季節メニューは2ヶ月に1回変わります。

今までの季節メニューは、季節に合わせた旬の素材を中心に考えていました。
しかし、前職の飲食店で毎週メニューを変えていた白井さんは「お弁当でも日本の行事やイベントを表現したい!もっとお客様に一瞬一瞬を楽しんでもらいたい」そんな思いが湧き上がってきたそうです。

そこで、ひな祭りや、お花見、子どもの日などイベントやシーンを想定したお弁当が誕生しました。

地味になりがちな和食だからこそ、ピンク、赤、オレンジ、緑を基調にするようにメニュー設計しました。そうすることで1年を通じて華やかでバランスの取れたお弁当が完成します。

「熟練の料理人さんと意見交換しながら季節メニューを考えるときがワクワクします」そう白井さんがおっしゃっていたのが印象的でした。

歌舞伎座の歴史を反映した「俵ごはん」の秘密

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新橋演舞場のご飯の形は、花の形にくり抜いたものや、俵の形をしたものなどさまざま。今では駅弁などでよく見かける俵ごはんですが、歌舞伎と深く関係があるのをご存知でしょうか?

ある一説によると、交通機関が今ほど発達していなかった江戸時代は、歌舞伎を見るために移動するのも1日がかり。移動距離が長くあまりにお腹が空いていたので、おむすびを10個食べたと記録に残っています。その名残で、おむすびが小さくなった俵ごはんが誕生したのだとか。

また、歌舞伎を見ながら客席で食事をするので着物が汚れないように、お弁当の水分は少なく食べやすい一口サイズのおかずが好まれていました。そんな観客への配慮が今も名残として、新橋演舞場のお弁当に残っているそうです。


お弁当箱の梱包にも和のテイストを

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新橋演舞場のお弁当は中身だけでなく、容器や梱包にもこだわりがあります。
華やかなピンク色の風呂敷に包んだ梱包、お品書き、熨斗紙はもちろん、一部のお弁当箱は木箱にするなど、こだわりが光ります。

中でも人気なのは新橋演舞場の木箱。木箱は杉の木を使って、お弁当のサイズに合わせてオーダーメイドで手作りしています。木の容器は湿気を逃がしてくれるので、べちょっとしたご飯にならず、殺菌効果も期待できる優れものです。

ゲストに喜ばれる会議用弁当なら新橋演舞場

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「思い出話に花が咲くお弁当」をコンセプトにしている新橋演舞場。

「会議やイベント中は、お弁当休憩で会話がリセットされます。お弁当をきっかけに会話が弾んだり、昔はよく歌舞伎を見に行っていたな。など、思い出話に花を咲かせたり………。お弁当から会話が弾んで、緊張する会議で少しでも和んでくれたらうれしいですね」そう白井さんは語ります。

新橋演舞場のお弁当は艶やかな時間を演出してくれるでしょう。


新橋演舞場のご予約・ご注文はくるめし弁当で

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・重役会議で失敗しないお弁当を提供したい
・華やかな和食弁当でゲストに喜んでもらいたい
・上品なお弁当を探している

このようなシチュエーションに新橋演舞場のお弁当は大活躍です。

新橋演舞場のご予約・ご注文はこちら▼
https://www.kurumesi-bentou.com/enbujonodaidokoro/