神保町駅より徒歩1分に『欧⾵カレーガヴィアル』があります。
そんな『欧⾵カレーガヴィアル』では、⼿作りにこだわったさまざまな種類の欧⾵カレーを楽しむことができます。「カレー弁当は次からここにします︕」「さすが百名店、めちゃくちゃおいしかったです」「どなたに提供しても喜ばれました」「名店の味をお弁当で⼿軽にいただけて嬉しい︕」と話題です。
今回は、チーフシェフの⾦島さんに『欧⾵カレーガヴィアル』のお弁当へのこだわりや想いをインタビューしました︕
目次
⾼級カレーに魅了された若きフレンチシェフの挑戦
今から42年前、1982年に『欧⾵カレーガヴィアル』が誕⽣しました。まずはその歴史を振り返ります。
18歳でフレンチの世界に⾶び込み、フレンチ⼀筋だった⾦島さん。シェフとして働いていた27歳のころ、怪我を負い、しばらく料理から離れることになりました。復帰するまでの2 〜3ヶ⽉間は運転⼿をして暮らしたといいます。
怪我の具合も落ち着きいよいよシェフに復帰というころ、突然、義理の兄から「⾃分の弟がカレーを提供するレストランを始めたいんだけど、⼀緒にやってくれないか」との誘いがありました。
当時はカジュアルなフレンチを楽しめるビストロがブームと化しており、フレンチを学びに海外へ⾏く若⼿シェフが⼤勢いたころ。⻑年フレンチの世界で鍛錬を積んできた⾦島さんは、まだまだフレンチを学びたいと⼀度は義理の兄の誘いを断わりました。
しかし、義理の兄に連れられて⽥んぼの中にあるカレー屋を訪れた際、⾦島さんは衝撃を受けました。300〜400円ほどでランチにカレーを⾷べられる時代にもかかわらず、⽬の前には1,000円(現在の価格で4,000円ほど)のカレーを⽬当てに並ぶ⼈々の⼤⾏列が。
⼀⾒すると普通に⾒えるカレー。⾷べた瞬間あまりのおいしさに「これがカレーなのか︖」と、⼼をわしづかみにされました。この⼀⼝がカレーの世界に魅了されたきっかけになったと、いきいきと語る⾦島さんの姿が印象的でした。
こうして『欧⾵カレーガヴィアル』をオープンしたものの、⾦島さんにとって未知の領域だったカレーの世界。さらには当時の⽇本ではあまり馴染みのなかった⾼価格帯のカレーは、商売が軌道に乗るまでがとても⼤変だったと⾔います。
開店直後、しばらくはフレンチのパーティーメニューで⽣計を⽴てていましたが、ある⽇フレンチ⽬当てに訪れていた常連のお客様が、「フレンチがこんなにおいしかったら、カレーもおいしいんじゃない︖」とぽつり。
その⼀⾔をきっかけにカレーを注⽂するお客様が急増し、新聞やテレビの取材が⽴て続けに⼊るほどの⼤ブレイクとなりました。
フレンチの技法でつくる、唯⼀無⼆の欧⾵カレー
『欧⾵カレーガヴィアル』は、フレンチの技術とカレーの魅⼒を融合させた唯⼀無⼆の味を提供しつづけています。写真はこだわりのデミグラスソースのベース。「デミグラスソースがカレーの⼟台です。フレンチの技法をこれでもかと詰め込みました」と⾦島さんは話します。
「⽟ねぎを丸⼀⽇かけて⼨胴で茹でて、スープを作るんです。そのあと⼀旦濾して⽟ねぎの固形のところをフードプロセッサーで細かくして、その後叩きながら炒める。ベーススープに使⽤する野菜も2⽇間じっくり煮込みます。そうすることでカレーに味わい深いコクが⽣まれるんですよ。時間も⼿間もかかりますが、すべて⼿作業で⾏っています」
30kgもある⽟ねぎを⼿作業で仕込んでいると聞き衝撃を受けました。あえて⼯場化せず、⼈の⼿で愛情を持ってカレーをつくりつづける姿に、カレーへの愛情を⾒た気がします。
⾦島さんのこだわりと、共に現場でカレーをつくるシェフ達の熱い想いこそが『欧⾵カレーガヴィアル』が⻑年愛される理由なのです。
ビーフ、チキン、ホタテ、ミックス。冷めてもおいしい欧⾵カレー弁当
2024年に創業42年を迎えた『欧⾵カレーガヴィアル』は令和に⼊り、新たな取り組みとしてお弁当づくりに挑戦。店舗で提供するカレーとは違い、温めずにそのままでもおいしく⾷べられるよう、お弁当独⾃の調整が施されています。「お弁当⽤のカレーには盛り付けや付け合わせにもこだわりが詰まっています」と⾦島さんが語る『欧⾵カレーガヴィアル』のお弁当は、くるめし弁当の⼝コミでもすでに数々の⾼評価を得ています。
この⽇、筆者がいただいたお弁当は『ホタテカレー【Aタイプ】』(税込1,280円)。
⼤粒の北海道産ホタテを贅沢に使⽤したコクのあるカレーの中に、ホタテの旨味と存在感を存分に感じることができました。
⼀⼝⾷べ進めるたびホタテの旨味がジュワっと溢れ出し、感動を覚えるほどおいしかったです。
付け合わせのじゃがいもも嬉しいポイントの⼀つ。なぜじゃがいもが⼊っているのかと⾔うと、その昔フレンチの前菜をイメージしてじゃがいもを⼀緒に出し始めたことがきっかけだったと⾔います。付け合わせのメークインはほっくり柔らか。添えられたバターをたっぷりつけて⾷べても良いし、そのまま⾷べても良い。崩してカレーに⼊れても良い。⼀つで何通りもの楽しみ⽅があるお弁当は、⾷べながらわくわくが⽌まりません。
お⽶とカレーが混ざりやすく、⾷べ進めやすいようにと⽩⽶にかけられたバターには温かい⼼遣いも感じました。今回は中⾟をお願いしたのですが、⾟いもの好きの筆者、次回は⾟⼝にもトライするぞ︕と⼼に誓っています。
「欧⾵カレー」と⼀⼝に⾔っても、『欧⾵カレーガヴィアル』ではビーフ・チキン・ポーク・野菜・ミックス……と数々のレパートリーが⽤意されているため違うカレーを毎⽇⾷べたくなる、魅惑のカレー弁当なのだと痛感しました。
今回いただいたホタテカレー以外にも、『国産ビーフカレー【Aタイプ】』(税込1,280円)、メークインが⼊っていない『国産ビーフカレー【Bタイプ】』(税込1,080円)なども⼈気商品です。
『欧⾵カレーガヴィアル』のご注⽂・ご予約はくるめしで
『欧⾵カレーガヴィアル』は、 1982年創業、「カレーの聖地」神⽥神保町で⼈気を博す欧⾵カレー専⾨店です。⾷通も唸るこだわりの⼀⽫を取り揃えています。
● カレー弁当を探している
● ⾷べログ百名店にも選ばれた⾷通も唸るおいしさのお弁当を探している
● 野菜やお⾁をバランス良く⾷べられる欧⾵カレーを探している
多様なニーズに応える『欧⾵カレーガヴィアル』のお弁当。さまざまなシーンで⼤活躍すること間違いなしです。ぜひ、⼀度ご賞味ください︕
▼ご注⽂・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/gavial1982/
『欧⾵カレーガヴィアル』店舗情報
住所︓ 東京都千代⽥区神⽥神保町1丁⽬9稲垣ビル 2階
GAVIAL
交通⼿段︓東京メトロ半蔵⾨線 神保町駅 A7出⼝より徒歩1分
営業時間︓11:00〜21:30(L.O.21:00)⽉ 11:00〜(L.O.16:00)
定休⽇︓⽕曜⽇
席数︓35席
※営業時間・定休⽇は変更となる場合がございますので、ご来店前にご確認ください。
公式HP︓ https://gavial1982.com/
インスタグラム︓
https://www.instagram.com/gavialcurry1982?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==