アメリカでの経験が生んだ絶品パイ「パイモンスター」!見た目も味も楽しめるパイの秘密

サクサクの生地にふんわりと香るバター、そして中には多彩な食材が包み込まれて焼き上げられたパイ。神奈川県横須賀市に、多種多様なアメリカンパイのお店「パイモンスター」があります。
「パイモンスター」は、兄弟が共同経営するユニークなパイ専門店です。今回は、アメリカで修行した本場のパイを提供する「パイモンスター」の魅力について、店主の中塚さんにインタビューしました。

料理修行の後、アメリカへ留学。衝撃を受けた本場のアメリカンパイ

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中塚さんは幼少期から、誕生日には家族にケーキを振る舞ったこともあるほど、料理に興味深々な少年だったそうです。高校生になって進路に迷った際に、両親の後押しもあって料理学校で調理について学ぶことに。製菓についても学び、幅広い調理の技術を身につけました。

就職後にはみなとみらいのパイレストランで4年間、さらにメキシコ料理専門店で料理の幅を広げました。その後、ニューヨークに住む親戚の誘いで、トライベッカという街に約1年間滞在。ここで、現地の「アメリカンパイ」と出会い、その多様性と独創性に衝撃を受けたのです。

ニューヨークでは、パイだけでなくサンドイッチのような軽食、ドーナツなど手軽に楽しめるスタイルのお店が点在しています。ニューヨークのパイ文化は日本よりもずっと多様で、アップルパイなどのスイーツだけでなく、ミートパイやパイがスープの蓋になっているクラムチャウダーポットなど、そのバリエーションは豊富です。

中塚さんは「パイの奥深さと独創的な姿にすっかり魅了された」と語ります。

「圧倒的な存在感」と「ポップなデザイン」へのこだわり

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店名である「パイモンスター」には、「モンスター」という言葉が持つ強い印象に着目し、圧倒的な存在感のあるパイを届けたいという想いが込められています。
また、見た目もポップでかわいらしいパイやお店オリジナルのキャラクターは、特に女性のお客さまから評判なのだそう。

視覚的に楽しめるデザインにも魅力的がたくさん詰まっています。たとえば、かぼちゃのパイはかぼちゃそのものをイメージして、ふんわり丸くのせたクリームにカボチャの種をトッピング。ころんと愛らしい印象に仕上げています。

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また、ラズベリーココナッツはカスタードクリームの上にココナッツロングをあしらい、その上からラズベリーパウダーをかけることで色鮮やかでかわいらしいデザインに。多彩な色どりが特徴です。

こうした細部へのこだわりが、美味しさだけでなく見た目も楽しめる工夫となり、多くのお客様に愛される理由となっています。

試行錯誤の末に誕生した絶品「紫芋スイーツパイ」

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「完成までに1番時間がかかったのは紫芋スイーツパイです」と語る中塚さん。さまざまな地域から紫芋を取り寄せ、一つひとつ試行錯誤を繰り返しました。紫芋クリームの下に敷かれたダマンドクリームとの相性や口当たりの良さ、舌触り、そして紫芋の風味がどれだけ残るかを考えながら、最適な品種を探し求めました。

中塚さんイチオシのこのパイは、外側の生地がサクサクっとした食感で、紫芋の甘さと特有の風味が絶妙に調和しています。一口食べると、ほっこりとした幸せな気持ちに包まれました。

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これら美味しいパイを作り出すのは、自慢のオーブン。1台のオーブンですべてのパイを焼きあげているんだそう。半月のパイは190℃、キッシュは170℃、網状のパイは180℃といったように、それぞれに合った温度で焼き上げることで、美味しさを最大限に引き出しています。

自家製シーズニングが光る!スパイスへの探究心が生んだ魅力的な副菜

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パイだけでなく副菜へのこだわりも魅力的な「パイモンスター」。自家製のシーズニングを使ったケイジャンチキンは、中塚さんの料理への探究心を感じさせます。

「市販のシーズニングでは満足できず、自分でスパイスをブレンドして作りました。スパイスに一晩漬け込み焼き上げたケイジャンチキンは、味がしっかりと染み込んでおり一口食べればその違いが分かります」と中塚さん。

シーズニングにおいても数多あるスパイスの組み合わせをひとつずつ試したそうです。

パプリカパウダー、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、オレガノ、クミンなど、アメリカで食べた味を再現するために、組み合わせや分量など試行錯誤を繰り返しました。美味しいものを届けたい、という熱い情熱が生んだ逸品です。

豊富なバリエーションでシェアの楽しさ倍増!

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「パイモンスター」の最大の魅力は、なんといっても種類の豊富さ!ここでしか味わえないさまざまな種類のパイが楽しめるので、多人数でシェアするのにもぴったりです。

どのパイも小さめのサイズで作られており、さまざまな味を少しずつ試せるのが魅力です。また、容器はパイが収まるぐらいの小さな皿と共に提供されるため、トングで取り分けて楽しむことができ、まるでスイーツビュッフェのような体験ができます。

「多くの人に楽しんでもらいたい」という想いを抱く中塚さん。たとえば、家族や友人との集まりや会社でのブレイクタイムに、パイを囲んで賑やかにシェアするのも一つの楽しみ方です。それぞれ異なる味や見た目のパイを前に、話が弾むこと間違いありません。

パイモンスターのご注文はくるめし弁当で

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中塚さんの熱意と技術が詰まったパイは、食材へのこだわり、調味料への探究心、そしてポップで愛らしいデザインが融合して生まれた逸品です。アメリカで得た知識と経験が反映されたポップなアメリカンパイは、差し入れとしても重宝します。

・こだわりの詰まった差し入れが食べたい
・いつもと違うランチボックスを探している
・みんなでワイワイ盛り上がりながらシェアしたい!

このようなシーンでパイモンスターは活躍します。ぜひ一度、本格的なアメリカンパイをお楽しみください。


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https://www.kurumesi-bentou.com/piemonster/