宣伝ゼロ!口コミだけで広がった大倉山の人気イタリアン「ピレウス」のお弁当をデリバリー

東急東横線の大倉山駅から徒歩3分の商店街の一角に女性に愛されるイタリアンレストランがある。その名は「トラットリア ピッツェリア ピレウス」。2010年10月に27歳で独立した國安 徹平(くにやす てっぺい)シェフが立ち上げたお店です。

今でこそピレウスは地域の人に愛され連日満席になる超人気店ですが開店当初はお客様がまばらな日々が続きました。オープンして数年間、國安シェフは給与ゼロの時期もあるなど大変苦しい思いをされたそうです。しかしその背景には「逆算の戦略」がありました。

今日は大倉山の人気イタリアンレストラン「トラットリア ピッツェリア ピレウス」が地域の方に愛される秘密に迫ります。

経営コンサルの授業をきっかけに大学卒業後は飲食の道へ

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初めまして。トラットリア ピッツェリア ピレウスのオーナーシェフの國安と申します。

私が飲食の道に進みたいと思ったのは大学生の時です。法政大学時代に懐石料理屋でのアルバイトがきっかけで料理に目覚め、学校の授業後は服部調理師夜間に通うダブルスクール生活を送りました。

そして、調理師学校に先生として来ていた経営コンサルティング会社の社長との出会いがきっかけとなり、卒業後はその社長経営している飲食店経営コンサルティング会社に入社しました。

22歳で飲食店経営コンサルタントに。働きづめの毎日。

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仕事は想像以上に過酷でした。経営コンサルタントと聞くと、「データ分析して外からアドバイスをする仕事」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、現場での仕事も泥臭く経験させていただきました。

お客様である飲食店の社長は50代。当時20代が僕だけでしたので、体力を最も使う店舗立ち上げ現場のお手伝いをしました。オープン前は20連勤するなど、とにかく朝から晩まで働きましたね。

経営コンサルタントの仕事を3年間した後は、料理を学ぶために個人経営の飲食店で修行しました。当時の労働環境は良いとはいえず、朝7時から深夜23時まで働き、休みは週に1回。

給与は15万円という厳しい条件でしたが、シェフからはイタリア料理をたくさん教えていただその経験が今に生きています。

そこから本場イタリアで料理を学び、帰国したタイミングで大倉山にお店をオープンしました。

27歳で開業!念願だった自分の店「トラットリア ピッツェリア ピレウス」をオープン

大学を卒業して5年間修行したあと大倉山に「トラットリア ピッツェリア ピレウス」をオープンしました。

店舗名の「ピレウス」とはギリシャの港の名前です。それに伴い店内も港をイメージし青を基調にしたインテリアにしています。

イタリアンなのになぜギリシャなの?と思った方もいらっしゃると思いますが、 ピレウスがある大倉山はギリシャの姉妹都市になります。私が小さい頃父親の仕事の都合でピレウスに住んでいたので馴染み深かったこともあり、地域密着の意味も込めて「トラットリア ピッツェリア ピレウス」と命名しました。

目先の利益だけでなくお客様のことを一番に考える

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多くの飲食店はオープン前にチラシを撒いたり、目立つ看板を置いたり、SNSで告知したりしてお客様に宣伝します。

しかし、ピレウスはオープン前に一切告知をせずある日突然オープンしました。取材も一切お断りして最初の数年間は細々と営業しました。

なぜ宣伝をしないかというと、オープン当初はスタッフも慣れていないので、多くのお客様をお店に入れると「お客様に提供するサービスの品質が落ちてしまうのでは?」と思ったからです。

経営コンサルティングの現場で、オープン当初お客様がたくさん来て、満足いくサービスが提供できずリピートされない現場をたくさん見て……..。

ピレウスは、宣伝せずに来てくれた目の前のお客様、1組1組に集中して最高のお料理とサービスを提供することを心に決めました。

オープン時にたくさんのお客様を入れて、「あのお店オープンしたけどいまいちだよね」と満足してもらえない事を避けるためです。まずは目先の利益よりもお客様のことだけを考えました。

逆算のもくろみ。辛抱を続けた暗黒の2年間

最初の頃は売上が立たず、税理士の方から「このままじゃお店が倒産しますよ」とお言葉を頂いたこともありました。

しかし、私の中には「目の前のお客様に喜んでいただくサービスを提供したらいつかきっとお客様はついてくる」と確固たる自信がありました。オープンから2年間、私は報酬がない時期もあり、貯金を切り崩しながら耐え凌いだのです。

正直不安で夜も眠れない日もありましたが、確かな手応えは感じていました。

徐々に、「なんでこんなに美味しいのに宣伝しないの?代わりに宣伝してあげるよ!」と言ってくれるお客様のおかげで良いクチコミはどんどん広がりました。オープンから3.4年経つと満席になる日も続き、地域に根ざしたお店になったのです。

人気の秘密は、バラエティ豊かな副菜と、“シェア”する楽しいイタリアン

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ピレウスの店内はお客様の顔が見渡せる開放的なオープンキッチンとなっています。 お客様との距離が近いことで、料理だけでなくサービスの品質も上がると思っています。

ピレウスの一番の売りは8種類の副菜。紹介制の農家さんから届いた野菜をふんだんに使った副菜は女性のお客様に大人気です。お客様からも「丁寧な仕事の心のこもったイタリアン」と評価をいただいております。

また店内の食事はシェアをおすすめしています。せっかく来店いただくので、いろんな味を楽しんでもらいたいという思いから、パスタも取り分けて提供するサービスも行っています。

そして、次のステップとしてキッチンカーとお弁当デリバリーを始めました。

一番のオススメ弁当は【ヘルシー洋食イタリアン】8種副菜と厳選豚の香草ロースト1,000円(税込)

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ピレウスのお弁当づくりで最も意識しているのが彩り。

蓋を開けたときに「わっ!美味しそう」と心が踊るお弁当をコンセプトに作っています。さっぱりだけど満足できるイタリアン弁当です。前菜が8種類入っているので目でも楽しんでもらえたらと思います。

また、ソースやドレッシングも全て自家製。冷めてもおいしいように、調理時間などをお弁当用に工夫しました。ロケやイベントはもちろん、会議や大切な人との集まりのシーンで使っていただけるとうれしいです。

トラットリアピレウスのご注文・ご予約は「くるめし弁当」で

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・女性が多いシーンで喜ばれるお弁当を探している
・レストランの味を家庭や職場でも楽しみたい
・SNS映えするお弁当をオーダーしたい

このようなシーンでピレウスのお弁当は大活躍です。

ご注文。ご予約はコチラ▼
https://www.kurumesi-bentou.com/trattoria_pireus/

トラットリア ピッツェリア ピレウス店舗情報

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住所: 神奈川県横浜市港北区大倉山1丁目29−17 ISビル 2F
営業時間:ランチ11:30〜14:30/ディナー17:30〜21:00
電話: 045-717-6388
定休日:火曜
URL:https://pireus.jp/