“乳酸菌米”を使用した『台湾ベジキッチン楽膳』のお弁当。健康の裏に隠れた家族への想いとは?

大阪市淀川区。新大阪から1.5kmほど離れた閑静な住宅街に、産地や栽培方法までこだわった厳選国産野菜を使用した薬膳弁当店があります。

その名は、『台湾ベジキッチン楽膳』
化学調味料や添加物を使っていないだけでなく、お肉を一切使用しない五葷抜き*ヴィーガンメニューを多数取り揃えているため、外国人観光客にも人気の世界中の人に優しい薬膳弁当です。

*「五葷(ごくん)」とは、ニンニク、タマネギ、ネギ、ニラ、ラ ッキョウのこと

今日は、店主の田村さんに薬膳弁当の効果や、お弁当のこだわりを伺いました。
健康に興味がある方、ご家庭でも使える料理がおいしくなるテクニックを知りたい方必見の内容です。

食べるだけで身体が喜ぶ『台湾ベジキッチン薬膳』の魅力とは

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薬膳と聞くと、「漢方や薬草を使った料理。食べたら健康になりそうだけど、食べにくそう」そんな印象をお持ちの方も少なくないと思います。簡単にいうと薬膳とは、食材の性質である五性(涼性、寒性、平性、温性、熱性)​からできています。

身体を冷やす食材か温める食材かを知り​ながら​食べ合わせを考慮して健康維持を目的として調理された食事のことを指します。暑い夏は体を冷やす胡瓜や茄子。寒い冬は身体を温める南瓜や白葱を使うなど、旬のものを摂るように心掛けるのが薬膳の基本です。

台湾ベジキッチン楽膳は、「体と心を労う」をコンセプトに、店主の田村さんが厳選した旬の食材をたっぷりと使用しています。ハンバーグひとつ取っても、蓮根、丹波の黒豆、人参、豆腐が入っています。植物性と動物性を一緒に摂ることでバランス良く良質なたんぱく質を摂ることができる効果もあるのだとか。

ベジタリアンやビーガンのメニューは大豆ミートはもちろん、ANA国際線のベジタリアン食としても採用された代替肉『おからこんにゃく』もお弁当に使用しています。

このようにおいしくて身体に優しい食材を使っているのが台湾ベジキッチン楽膳の特徴です。

身体が喜ぶ調味料で、心も身体もナチュラルに

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台湾ベジキッチンの調味料は、産地や素材までこだわっています。
白砂糖の代わりに、体を冷やさない「てんさい糖」「きび糖」を使用したり、サラダ油の代わりに米油、オリーブ油、ごま油を使用。塩も精製されていない岩塩をチョイスするなど、身体が喜ぶ調味料を厳選しているそうです。

全国の生産者の顔が見える安心安全の野菜を贅沢に使用!

台湾ベジキッチンのお弁当は調味料だけではありません。お弁当に使用する食材の産地や栽培方法までこだわっています。

たとえば、さつまいもは熊本の契約農家さんが自然栽培で作っているものをチョイス。
レモンは和歌山の契約農家さんが、農薬ゼロで育てているものなど、店主の田村さんが信頼している農家さんから個々に仕入れているのだとか。

卸業者さんを使うと仕入れの手間が省けますが、複数のルートから仕入れることで台湾ベジキッチンのナチュラルなお弁当が完成するのです。

契約農家さんが自然栽培で作った野菜は土壌にまでこだわっているので、野菜本来の香りが楽しめるそうです。

全ての食材を50度洗い。ひと手間かけて食材本来のおいしさを引き出します。

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田村さんのこだわりはこれだけではありません、下ごしらえをするときにも独自のこだわりがあります。その一つが「50度洗い」と「50度漬け」。

50度洗いとは、スチーミング調理技術研究会代表の平山一政さんが提案した方法です。
50度前後の温度で食材を洗うと、“ヒートショック”という現象により食材の表面の気孔があいて、細胞が水分を吸収できるので、野菜や肉魚のうまみが数倍アップする効果があるそうです。

さらに研究熱心な田村さんは、旬の野菜の栄養素をできるだけ残しながら野菜本来の味を楽しむために、食材の特性やボリュームによって温度と時間を決めて低温蒸しをしています。

例えば、人参は75度で40分。れんこんは85度で60分、大根は90度で60分など食材毎にルールを作って下ごしらえされているそうです。

そうすることで、食材の鮮度が保たれ旨味が凝縮されます。その結果、調味料がいらなくなるほどおいしくなり、本来の素材の甘味が際立つのだとか。

手間がかかりますが、ご家庭でもできる下ごしらえです。興味がある方は「50度洗い」で検索してみてくださいね。

乳酸菌の入ったお米を贅沢に使用!土にまでこだわったお米は冷めてもおいしくお弁当に最適


台湾ベジキッチンのこだわりはこれだけではありません。お弁当の約半分を占める「お米」にも田村さんの想いが詰まっています。

台湾ベジキッチンのお米は契約農家さんから、年間に使う量だけをお伝えしてオリジナルで栽培してもらっているそうです。田村さんが使用しているお米は乳酸菌で栽培されたもの。京都大学の名誉教授が今から約30年ほど前に提唱した有機農業です。

田植えの時期に乳酸菌の塊を水口に入れることで、無農薬でもおいしく安全に栽培できるのだとか。また乳酸菌で栽培したお米は、冷めてもパサパサせずもちもちした特徴があるので、お弁当にも最適です。

大切な家族の体調不良がきっかけに実感した食の大切さ

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田村さんがここまで食にこだわる背景には、大切な家族を守るために体験したエピソードがありました。

「自分の家族に食べさせたい。自分が本当に食べたいものだけをお客様に提供しています」そう語るのは田村さん。田村さんが食事に時間を使うようになったのは今からおよそ32年前。子どもが生まれるまで仕事一筋だった田村さんは忙しさのあまりファストフードなど偏った食事をされていました。

その結果、娘さんが生まれてまもなくアトピー性皮膚炎になるなど、食生活の大切さを改めて実感すると共に反省されたそうです。

娘さんを守るために、農と食や薬膳を学んだ田村さん。日頃から家族に健康的な食事を出すことで、免疫力向上だけでなく、薬を使わずに、医師と栄養士のご指導のもと食事療法でアトピー性皮膚炎を治すことにも成功しました。

この経験をもとに、「栄養や食事の大切さを多くの方に知ってもらいたい」と思うようになった田村さん。

お肉やお魚が食べられない外国人の方はもちろん、働く人や忙しいお母さんに少しでも良いものを食べてゆっくりしてもらいたい。そのような想いからお弁当屋をスタートしたのです。

「食はメンタルにも影響するので、食べ物を通じて心も身体も元気になってほしい。身体に良いものを作ることが私の誇りなので、毎日の食生活の中で菜食に触れる機会を増やしてほしい」。田村さんが作るお弁当にはそのようなメッセージも込められています。

そして今では海外の方から、80歳のおばあちゃんまで地域の人に愛されるお弁当屋へと浸透していったのです。 

台湾ベジキッチンのご予約・ご注文はくるめし弁当で

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・大切な方の健康を気遣いたい
・ベジタリアンやヴィーガンのお弁当を探している
・ほっこり優しい食事で身体を労りたい

このようなシチュエーションに台湾ベジキッチン楽膳のお弁当は大活躍です。


▼台湾ベジキッチン楽膳のご予約・ご注文はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/rakuzen/