駒沢で大人気の「リブラン」パン好きがリピート必至の“まるパン弁当”人気の秘密とは?

東京都世田谷区駒沢。駒沢大学駅から徒歩2分の好立地の場所に、パン好きがこぞって買いに来る隠れ家パン屋さんがある。その名は「リブラン」。

リブランが店を構えているのは、ビルの3階に位置するクラウドキッチンの一室。

画像


「クラウドキッチン」とは、商品の陳列棚や飲食スペースを持たず、デリバリーをメインに食事を提供する調理に特化したキッチンのこと。Uber Eatsなどのデリバリーサービスの普及にともない都内を中心に拡大している施設です。

そんなクラウドキッチンで製造しているリブランですが、実はデリバリーだけでなく店頭販売も行っています。
商品を陳列する棚は無いため、店頭でパンを購入する際は窓に表示されているPOPを見て口頭でオーダーする仕組みです。

パン好きがこぞって買いにくる「リブラン」。人気の秘密はこだわりの生地

画像

リブランのパンを作っている廣瀬さん(ひろせ)さん。廣瀬にこだわりを伺ったところ、『一番力を入れているのは「生地」』という答えが返ってきました。

リブランの生地のポイントは、「長時間低温熟成発酵」と呼ばれる発酵製法を取り入れていること。低温でじっくり時間をかけて熟成させることで、小麦の香りと旨味が残り、しっとりと味わい深い食感を楽しめるのだとか。

惣菜パンには、そんな長時間低温熟成発酵の生地を使用。
スイーツパンは、牛乳とバターを贅沢に使ったブリオッシュ生地を使用するなど、リブランでは、パンの種類によっても生地の製法を使い分けているそうです。

また、小麦粉やバターも国産のものを使っていたり、砂糖はきび砂糖を使っていたりするなど、素材にもとことんこだわっています。


おいしくて可愛い!届いたときにワクワクするサンドイッチ体験を

画像
リブラン:廣瀬さん(写真左) 店舗開発担当:佐藤さん(写真右)


リブランは、おいしさだけではなく、商品が手元に届いたときの「体験」にもこだわっています。今回廣瀬さんと一緒にデリバリーの商品開発を担当した佐藤さんに、パッケージデザインについて伺ったところ、次のような答えが返ってきました。

画像





パン好きに捧ぐまるパン3種ボックスB【惣菜2種あんバター】


店舗開発担当:佐藤さん
店舗開発担当:佐藤さん

廣瀬さんが作るパンは本当においしくて、味は間違いないと確信していました。ですので、あとはパッケージを通してブランドの世界観を表現するこのが大切だと考えたんです。

リブラン本来のナチュラルな世界観をお客様に感じていただくため、大事にしたのは梱包や見せ方です。


実店舗のパン屋さんでパンを買ったときをイメージして紙袋で梱包したり、ロゴシールを貼ったり…。

職場や会議、イベントなどで発注者さんが商品を配ったときに、盛り上がってもらえるようなものをイメージして、パッケージの質感にもこだわりましね。

デリバリーの場合、パンが届いてから食べるまでの時間はお客様によってまちまちです。そのため、時間が経過してももちもちとした食感が楽しめる『まるパン』を使った商品を廣瀬さんと一緒に試行錯誤しながら作りました。


手土産にピッタリ!手作りお菓子も人気のリブラン

画像

元々パティシエを目指していた廣瀬さんは、パンだけでなくお菓子作りにも注力しています。

リブランでは、ベーキングパウダーを使わないパウンドケーキや、グルテンフリーの米粉クッキーなど、身体にやさしい手作り焼き菓子も販売しています。

また、事前相談にて、オーダーメイドの焼き菓子の注文も承っているそうです。発表会やイベントの差し入れなどに、予算や嗜好を伝えて作成してもらうのもいいですね。見た目もかわいい焼き菓子は喜ばれること間違いなし!

学校の授業がきっかけでパン作りのトリコに。10年の修行を経てパン職人へ

画像

パティシエになりたくてお菓子の専門学校に進んだ廣瀬さん。授業がきっかけでパン作りに魅力を感じはじめたそうです。

専門学校卒業後は、大手ホテルに就職。ホテルのベーカリー部門で6年間、食事に合うシンプルなパンを作りながら基礎を学びました。

その後、「もっと幅広いジャンルのパンにもチャレンジしたい」と荻窪にあるカフェ併設のパン屋さんに転職。焼きたてパンを使ったサンドイッチや、ハード系のパンの製造を学んだそうです。

思い描いたパンを形にしたい!クラウドキッチンで念願の独立

画像

「自分が思い描いたパンを作りたい」という思いのもと、パン作りをはじめて10年目のタイミングで念願の独立を果たした廣瀬さん。

廣瀬さんがお店として選んだのが、リブランがあるクラウドキッチンでした。デリバリー専用のパンの製造をしながら店頭販売もしています。

口頭でオーダーしてお渡しするスタイルについて、廣瀬さんは「お客様とのコミュニケーションが取れるのもスペースが限られているオーダーシステムならではですね」と語ります。

お客様のなかには、廣瀬さんのパンを求めて毎日通う方も多く、お店はリピーターで連日大盛況です。
店頭販売では、生ハムやフレッシュな野菜をはさんだバゲッドサンドやベーグルサンドなどのメニューも楽しめます。

店頭販売で人気のベーグルは、焼く前に「茹でる」工程をはさんでいるのが大きなポイント。
茹でることにより。ベーグル特有のあのむぎゅっとムチっとした食感と、そしてツヤが生まれるそう。店頭販売限定の商品もあるのでぜひ行ってみてくださいね。

流行は欠かさずチェック!“お客様目線”を大事にするリブラン

お客様とのコミュニケーションを何よりも大切にする廣瀬さんは、お客さまの生の声に加えて、SNSでパンのトレンドも頻繁にチェックしているそうです。また、気になったパン屋さんには勉強のために積極的に足を運んでいます。

「お客様が飽きないように、定番人気は残しつつも、新しい商品を取り入れてもっとお客様に喜んでもらえるパン屋を目指していきたいですね」そう廣瀬さんがお話しされていたのが印象的でした。

リブランのご注文・ご予約はくるめし弁当で

画像

🥖パン好きなゲストに喜んでもらえる軽食を探している
🥖かわいいサンドイッチでテンションを上げたい
🥖女性が多く集まる場へ差し入れを持っていきたい

このようなシチュエーションでリブランは大活躍です。ぜひ、試してみてくださいね。

リブラン店舗情報

画像

住所:東京都世田谷区駒沢1-5-13 ビラ・アペックス駒沢 3A
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日・不定休
Instagram:https://www.instagram.com/lis_blanc_bakery/