本格フレンチ×スパニッシュの新境地。『トゥアンビ』が届ける驚きのお弁当体験

北青山の名店『ランスYANAGIDATE』で腕を磨いた2人のシェフが立ち上げたケータリングブランド『to-un-be』(以下、トゥアンビ)。本格フレンチとスペイン料理を融合させたお弁当を、一つひとつ丁寧に手づくりしています。

新鮮な野菜はもちろん、「イベリコ豚」はじめとする肉類はシェフみずからが卸しを担当するなど、使う素材の質には強いこだわりがあります。

繊細な味わい、華やかな盛り付け、フタを開けた瞬間に広がる香りまで、五感で楽しめる一箱を追求しています。

今回は、そんな『トゥアンビ』が提供するそれぞれのお弁当の魅力やお弁当づくりへのこだわりについて、シェフの村田さんにじっくりお話を伺いました。

本物のおいしさを届けたい。コロナ禍からの挑戦

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代表の村田さんは、北青山の老舗フレンチ『ランスYANAGIDATE』などで修業を重ねた実力派シェフ。

コロナ禍でレストラン業界が大きな打撃を受けた2020年、仲間と共に「レストランに来られない人たちにも本格的な料理を食べてもらいたい」という想いから、まずはケータリング事業をスタートしました。

「最初はフリーランスでケータリングをやっていたんですが、思っていた以上に反響がありました。そこで“料理を届ける”という枠を超え、自分たちが思うおいしさをもっと多面的に表現したいと考えるようになったんです。その延長線上に店舗 『unsaule(アンソール)』とセントラルキッチン立ち上げがありました」と村田さん。

今では、経験豊富な料理人5名を中心に、アルバイトを含め総勢40名ほどのスタッフが在籍。全員が長年の信頼関係でつながる、“料理人によるワンチーム”で事業を運営しています。

冷めてもおいしい!フレンチとスパニッシュの技光る一品

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『トゥアンビ』のお弁当には、フレンチやスパニッシュの技術が随所に生かされています。フレンチならではの丁寧な火入れや肉の旨味を最大限に引き出す下処理、スパニッシュに多いスパイスの使い方やオイルのコントロールなど、レストラン仕込みの技法がベースになっているのです。

たとえば、人気メニューの『イベリコ豚ハンバーグ×鶏ももスパイス焼き×ハーブローストポーク【トリプルメイン】(税込1,620円)』は、3種類の肉の味を一度に楽しめる贅沢なひと箱。

「イベリコ豚の脂は甘みが強く、冷めてもおいしいのが特徴です。肉々しさを感じられるように粗挽き肉と赤身肉を合わせて時間が経ってもジューシーな味わいを保てるように工夫しています」と村田さん。

お米にも独自の工夫が施されており、スパイスを効かせたパエリアは、見た目の華やかさと味の奥行きを両立。使う油の量やお米の浸水時間を何度も調整し、お弁当でもおいしい理想の食感を追求しました。

視覚的な美しさにも一切の妥協はありません。「一品ずつの完成度だけでなく、箱全体を一枚の絵として見るバランスが大事」と語るように、盛り付けにはレストラン仕込みのセンスが光ります。

この日は実際に、『イベリコ豚ハンバーグ×鶏ももスパイス焼き×ハーブローストポーク【トリプルメイン】』をいただきました。フタを開けた瞬間、目に飛び込んできたのはまるでクロード・モネやコンスタンチン・ラズモフの描く、色彩豊かな絵画のような食材たち。鮮やかな見た目に、真っすぐで純粋な美しさを感じました。

メインのひとつ、イベリコ豚のハンバーグは粗挽き肉の肉々しさで食べ応え抜群。脂のほのかな甘みやガーリックが効いたトマトベースのソースも相まって、ご飯が進む味わいでした。

鶏ももスパイス焼きは、もも肉のプリっとした食感と、クミンやコリアンダー、タイムなどで焼き上げられたスパイシーな味わいでやみつきに。

低温で7時間、じっくりと火入れした三元豚のハーブローストもたまらなくおいしかったです。全体的にしっかりした味付けで、冷めた状態でも楽しめました。
2種類のご飯はたっぷり180g。メイン以外のオムレツやキャロットラペ、ラタトゥイユ等の種類豊富な副菜も詰められており、ひと箱でフルコースをいただいたような満足感があります。

デザートの手づくりクラシックプリンもなめらかな食感と濃厚な味わいで、デリバリーとは思えないほどのクオリティ。衝撃的なおいしさの食体験でした。

素材選びから火入れまで。シェフの“こだわり”が守るおいしさ

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『トゥアンビ』のお弁当は、すべて自社キッチンでの手づくり。一度に100個以上仕込むこともある人気のハンバーグも、スタッフ全員が手間を惜しまず丁寧に仕上げています。

調理には最新のコンベクションオーブンや急冷機を導入し、衛生環境・品質を徹底管理。火入れの中心温度を細かく調整するなど、レストランクオリティをお弁当で再現するための細やかな工夫が見られます。
肉類は15年以上付き合いのある業者から仕入れるなど素材選びにも妥協はありません。

「魚介は豊洲から、野菜も毎日新鮮なものが届きます。アルバイトを含め全員が目利きできるよう、教育も大切にしています。また、添加物は一切使っていないのでお弁当はその日中に食べていただきたいですね」と村田さん。

素材、おいしさへのこだわりが、『トゥアンビ』の“味の一貫性”を支えています。

「トゥアンビらしさ」を表現するお弁当づくり

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村田さんのお弁当づくりの原点には、「本格的な料理を届けたい」という一貫した想いがあります。

「手が届きやすいように、最初は500円のお弁当をつくっていた時期もありました。しかし、低価格帯では自分たちの魅力や世界観を最大限、表現しきれなくて。あるとき、“自分たちらしいお弁当”をつくろうと方向転換をしたんです」。

現在、『トゥアンビ』には、2,000円を超えるお弁当も並びます。“お弁当としては高め”と捉えられるかもしれませんが、そこには 「お弁当だからといって妥協しない」「レストランと同等のクオリティを届ける」 という、事業開始当初から変わらない村田さんの信念が込められています。

そうして生まれたお弁当には、お客様から「お弁当とは思えないクオリティ」「レストランで食べているよう」と絶賛の声が多数寄せられています。

さらに企業からの注文も増えており、会議弁当として取り寄せたある企業では「社内の試食会でもすぐに売り切れるほどの人気だった」という声も上がっています。

新ラボと新商品。『トゥアンビ』が描く次のステージ

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お弁当の可能性を追求してきた『トゥアンビ』。その挑戦はさらに加速していきます。

『トゥアンビ』は2026年初旬、神奈川県・川崎に新しいラボ(製造拠点)を増設予定です。
「新しいラボでは精肉加工も行いながら、お弁当の製造数をさらに増やしていきます。もっと多くのお客様にトゥアンビの味を届けていきたいです」と村田さんは語ります。

また、新商品も続々と登場。たとえば、『和牛サーロインのトリュフソース×真鯛のペルシャード×イベリコ豚のロースト~鰻いくら蟹洋風ちらし~【バスク風カスタードティラミス】』(税込3,500円)。

ソミュール(塩やハーブを使った下味液)にじっくり漬け込んだ和牛のサーロインには、トリュフを使用した香り高いソースが添えられ贅沢な味わいを楽しめます。脂のりの良い真鯛に数種のハーブを混ぜ込んだパン粉をまぶして焼き上げた、南仏風ペルシャードも存在感抜群です。

また、長時間の低温調理でしっとりと仕上げたイベリコ豚のローストポークは、ご飯との相性も抜群。さらに、バルサミコ酢をきかせた洋風の酢飯には、鰻、いくら、蟹がふんだんに散りばめられ、ちらし寿司としても華やかな印象です。

デザートには、アーモンド薫るバターケーキとカスタードクリームを重ねた、バスク風にアレンジされたオリジナルティラミスがセットに。紙パック茶と紙袋も同梱されていて、おもてなしのシーンでも使いやすいです。

まるでコース料理のようなひと箱に、お腹だけでなく心も満たされること間違いありません。
レストラン仕込みの技をお弁当に活かし、「どんな場所でも本格的な味を楽しめる」ことを実現した『トゥアンビ』。その挑戦は、これからも“食の可能性”を広げ続けます。

『トゥアンビ』のご注文・ご予約はくるめしで

『トゥアンビ』は、本格フレンチとスパニッシュの技法を取り入れ、五感で楽しめる華やかなお弁当を提供しています。素材の良さを引き出す火入れや盛り付けなど、細部まで丁寧に仕上げた味わいが特徴です。

・会議や商談で印象に残る弁当を用意したい
・ロケ現場で満足度の高い食事を届けたい
・大切な方へのおもてなしに、特別感のある弁当を選びたい

このようなシチュエーションで『トゥアンビ』のお弁当は大活躍です。ぜひ一度ご賞味ください。

▼くるめし弁当のご注文・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/tounbe/
▼シェフコレ(ケータリング・オードブル)のご注文・ご予約はこちら
https://www.chef-colle.com/tounbe/

『unsaule(アンソール)』について

住所:東京都足立区弘道1丁目28-1
交通手段:東武鉄道伊勢崎線 五反野駅 徒歩5分
営業時間:木〜金 17:00〜25:00/土日 11:30〜14:00 / 17:00〜25:00(定休日:月〜水)