元配送ドライバーが作る最上級のり弁当『やじろべい』。配送ドライバーだからこそ気づけたお客様への優しさとは?

「お弁当をつくることと、届けること、どちらも大切にしたい」そう語るのは、葛飾区に店を構え人気沸騰中の「のり弁当」を作っている『やじろべい』店主の岩本さん。
実は岩本さん、お弁当事業を始める前は、配送ドライバーとしてお弁当を配達されていたそうです。

今日は異色のキャリアをお持ちの岩本さんに、お弁当屋をスタートした経緯と、過去の経験を活生かしたお弁当屋としてのこだわりを伺ってきました。

さまざまな飲食店のお弁当を届けていた岩本さんだからこそできる、お客様に“お弁当を届ける”ことへのこだわりとはーー。

コロナで営業ができない…。経営していた飲食店を閉店し配送ドライバーに転身

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「2020年のコロナが僕の人生を変えました」

そう語る店主の岩本さんは、10代の頃から飲食業界で経験を積み、毎日通う常連客がいるほどの人気飲食店を経営していました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、やむを得ず飲食店を閉めることになったのです。そこで岩本さんは年親しんできた飲食の世界を一旦離れ、コロナ禍でに需要が拡大した運送業に転身しました。

仕事が変わったとはいえ、飲食業への想いが薄れることはなかった岩本さん。
同じ配送業でも飲食に携わる仕事は無いものかと探した結果、法人向けプラットフォーム「くるめし弁当」を見つけ、法人弁当専門の配送ドライバーになることを決意しました。


お弁当を配達するなかで感じた「飲食への熱い想い」

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厨房の経験が長かった岩本さんにとって、配送という形で飲食に関わるのはとても興味深かったといいます。

岩本さんも大きな弁当工場から、個人経営の飲食店や仕出し屋まで、規模の大小問わずありとあらゆる業態のお弁当屋に集荷に行っては、お客様の元にお弁当を配達しました。

お弁当を運びながら、、さまざまな問いが浮かんできます。

「なぜここのお弁当はこんなに売れているんだろう?自分だったらどんなお弁当をお客様にお届けしたいかな?」
など、岩本さんは自らメニューを観察して、人気の理由を分析しました。

そして、“飲食店とお客様の橋渡し”’をするドライバーの仕事を通して、飲食に対する想いが高まりお弁当事業を2022年12月にスタートしました。


お客様の声を形にした極上のり弁屋『やじろべい』が誕生

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これまでフレンチ、洋食、和食、焼き鳥、数百人規模のケータリングなどを手がけてきた岩本さん。お弁当の配達をしながら「どんな種類のお弁当がお客様に喜ばれるだろう」と模索したところ、圧倒的に和食が多いことに気づいたそうです。

万人受けする和食の中でも、自分の強みを活かしたいと思った岩本さんは、コロナ前に経営していた居酒屋でも圧倒的な人気があった鶏料理をメインのおかずにチョイス。鶏料理をコンセプトとしたのり弁ブランドを立ち上げたのです。


副菜には、こだわりのタレを使った自家製軟骨入りつくねや、自家製出汁巻きたまご。やさしい味つけのタケノコの土佐煮、常連さんからも大好評だった「匠のポテトサラダ」など誰もが安心できる定番メニューを中心とした副菜を選びました。


徹底的にお客様目線!口コミを参考に改良を重ねて進化を続けるやじろべいの味

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お客様からいただいた口コミは必ずチェックしている岩本さん。
当初は会議用の弁当を想定して薄味にしていましたが、ロケやイベントで動き回っているお客様からのオーダーも入るようになり、しっかりとした味つけに変更しました。

また、生姜焼きのボリュームが少ないお客様のご意見を参考に増量するなど「よろこばれるお弁当」をテーマにお客様の声を反映した改良を繰り返しまています。

盛り付けに関しても、配送中に偏らないように隙間をつくらないこと。
誰が盛り付けても同じクオリティで仕上がるようにするなど、常に最高の状態でお客様に提供することを考えています。

やじろべいのこだわりはこれだけではありません。梱包やキッチンの場所にも「優しい秘密」が隠されていました。


配送の経験を活かして、お客様に最高のお弁当を届けたい

「お弁当の中身はもちろんのこと、梱包にも気をつかっています」と語る岩本さん。


配送ドライバー時代、バランスが悪い梱包状態で手渡され、運ぶときにお弁当が崩れそうになった経験がありました。(具体的には、ダンボールの右半分にお茶。左半分にお弁当入れて梱包していたそうです)


お茶の重みでお弁当が倒れそうになって「危ない!!!!」という経験をされた岩本さん。

そのヒヤヒヤした経験を踏まえ、お弁当を梱包するときは重さや左右のバランスを考えることを肝に命じたのだとか。

また、お弁当を段ボールに入れるとき緩衝材などで動かないように固定するのも、きれいにお弁当を届けるためのポイントです。段ボールとお弁当に隙間があると運転時の揺れでお弁当が動いてしまいます。

そうすると運転するドライバーが「お弁当が偏らないかな?」と気になってしまい良い仕事ができません。配送ドライバーを経験したからこそ、ドライバーの気持ちが痛いほどわかる岩本さん。

お客様には、正確な時間に、整った状態でお弁当を届けることが大前提。お弁当の見た目も味も楽しんでほしいからこそ、届けるまでの過程にも配慮することを忘れません。

やじろべいのご注文、ご予約はくるめし弁当へ

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・万人受けする食べ応えと安心感があるお弁当を探している。
・お肉もお魚も選びたい。
・女性も喜ぶ彩りや見た目のインパクトがほしい。

このようなシチュエーションでやじろべいのお弁当は大活躍です。

▼やじろべいのご注文・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/yajirobei/