20代で起業した若女将が作るLOKEBEN-YAの弁当って?和の中に訪れるモダンな味わいとは


東京都目黒区東山。中目黒駅から徒歩10分の大通り沿いにモダンでスタイリッシュな和食屋さんがある。その名は1988KORYORI-YA。現代版小料理屋をコンセプトに掲げている1988KORYORI-YAは、日替わりでメニューをご用意している現代版の小料理屋です。今日は、1988年生まれの若女将の河野(こうの)さんに、なぜ20代の時に独立を決意されたのか、今時の若女将の価値観について根掘り葉掘り伺ってきました。

28歳で独立。なぜ1988年生まれの女将が店を始めたのか

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本日お話を伺ったのは、1988 KORYORI-YAのオーナーの河野さん。店名の通り、若女将の河野さんは1988年生まれ。20代の時に友人と一緒に起業されたのが1988 KORYORI-YAの始まりです。ファッションに興味のあった河野さんは、大学卒業後はアパレルの会社に就職しました。販売だけでなく他にもやりがいのある仕事も任されており、仕事が終わったあとは友達と飲みに行ったりなど充実した毎日を送られていたそうです。そんなある日ふと、「将来このままでいいのかな?」という疑問が河野さんの人生を変えるきっかけになったのです。

そのとき真っ先に頭に浮かんだのが、お母さんのこと。河野さんにとってお母さんは料理上手なだけでなく、女性としても憧れの存在です。将来は母のように家族のために料理を作れる女性になりたい。生活に密接な衣食住の一つである「食」を見直したいと思った河野さんは、アパレルの仕事をする傍ら料理学校に通い料理を学びました。そこから、フードスタイリスト、ケータリング会社を経て28歳のときに晴れて独立しました。

憩いの場所を作りたかった。河野さんが毎晩店に立つ本当の理由

河野さんはスタッフのマネジメントや経営の仕事もされながら、夜は店にも立つ超ハードワーカー。なぜここまで働くのか伺ったところ「実は、毎日バリバリ働くつもりはなかったんですよね」と、想定外の回答が返ってきました。

河野さんがお店を作った背景には「共同経営している友人含め、色々な方々の集まる憩の場所を作りたかった」という思いがあるそうです。飲食店の激戦区である中目黒で、この店を選んできてくださるお客様のためにやっていたら気づけば5年経っていたんだとか。新型コロナウイルスの影響で時短営業はされたものの、来てくださるお客様のためにお店は毎日オープンされています。

新型コロナの流行で気づいた人の温かさ

飲食業界は特にダメージを受けた新型コロナの流行ですが、河野さんは「大切なものを再認識できた期間」と捉えています。人と会うことが制限される中で「人との関わりがなくなるのは寂しい」と気づいた河野さんは、家族・お客様・スタッフと濃い時間を過ごす中で、新しい弁当事業「1988 LOKEBEN-YA」をスタート。店で提供している小料理も楽しめるお弁当は、お肉とお魚とメインが選べ、色々なおかずが楽しめる仕立てになっています。


若女将が作る1988 LOKEBEN-YAのお弁当をテイクアウト

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今回購入したお弁当は、「1988弁当ー肉」。「1988弁当ー魚」。「ルーローハン」の3品。環境にも優しく無条件にテンションが上がる木箱に入っています。日本人に食べ馴染みのある和食に加え、和洋中さまざまなテイストが融合されていて、どこか懐かしく特別な気持になる見た目です。

1988弁当-魚- 1,296円(税込)

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まず、最初にいただくのが「1988弁当-魚」ピリリとした辛みと濃厚な旨味の七味マヨソースと鯖の相性の良さにびっくりしました。和食の中にスパイスのアクセントが足され、モダンな雰囲気を楽しめます。しっかり味のナスの揚げ浸しは見た目以上に食べた時のインパクト大!和食ならではの優しい味付けとメリハリが楽しい一品でした。「いつもとはちょっと違った特別な和食弁当でゲストに喜んでもらいたい」という方にピッタリなお弁当です。にんじん、ナス、マカロニの副菜のバランスと彩が良いのがポイントです。

1988弁当-肉- 1,620円(税込)

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次にご紹介するのは、牛バラの白滝煮がメインの「1988弁当-肉-」。華やかなラインナアップにテンションが上がりました。お品書きを見てまず気になったのがお店の定番メニューの「トムヤム人参ナムル」。トムヤム独特の酸っぱさが生のにんじんの青臭さを和らげ、シャキシャキとした食感がとても癖になります。人参嫌いの人が食べても「美味しい」と笑みが溢れる一品。メインのお肉は旨味がギュッと濃縮され、ひとつひとつのおかずが単体でおつまみになりそうな味付けで大満足でした。こちらのお弁当は、定番の副菜にんじん、ナス、マカロニに加えて日替わりの惣菜が入っているのが5〜6種入っているのが特徴。色んな味を楽しみたい!というときにおすすめです。

ルーローハン Bowl 1,080円(税込)

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最後にご紹介するのが「ルーローハン」。ボリュームたっぷりの台湾ご飯です。角煮には生姜や八角などのスパイスがたっぷりと角煮に染み込んでおり、冷めても美味しくお弁当としても美味しくいただけます。しっかりとした味付けなのに、後から香る爽やかな香辛料がアクセントになって、最後まで楽しいハーモニー。サイドメニューに焼き野菜やナムルなど野菜がたっぷりなのも嬉しい仕立てなのもフードコーディネーターの河野さんのこだわりが感じられますね。ボリュームたっぷりなのでロケや撮影でも大活躍の一品です。

店舗情報

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📍1988 ROKEBEN-YA
住所:東京都目黒区東山2-3-5 ビラアペックスタワー1F
定休日:日曜日
電話:03-6303-3387
公式HP:https://1988.tokyo/
SNS:https://www.instagram.com/1988koryoriya/