「鬼は外、福は内」でお馴染みのイベントの節分。
日本トレンドリサーチが2022年に取得したアンケートによると、節分で豆まきをする方は33.1%に対して、恵方巻を食べる人は50.3%という結果が出ているそうです。
恵方巻はスーパーやコンビニ、デパ地下でも買えることもあり、年々身近になってきていると感じますよね。
最近ではたっぷり生クリームの入った「恵方ロールケーキ」や、焼肉でご飯を巻いた「焼肉恵方巻」などバラエティ豊かな恵方巻も登場しているのもご存知でしょうか?
恵方巻のラインアップの拡大に伴い、恵方巻の売り上げも右肩上がり。
2018年には290億円だった市場規模が、2020年には316億円まで成長しているなど盛り上がりを見せています。
そこで今回は2023年の節分に食べたい、おしゃれでトレンド感満載な「韓国風恵方巻」を紹介します。
カラフルで栄養満点で見た目もかわいいランチミーティングや差し入れでも喜ばれる心が晴れやかになる節分弁当をお楽しみください。
目次
韓国風恵方巻の「キンパ」って?節分の日に食べたい「美キンパ イカネ」の節分弁当
2023年の節分におすすめするお弁当は「美キンパ イカネ」の韓国風弁当。
恵方巻に加えて、お肉や野菜が入っているので栄養バランスもバッチリ。食事としても満足度の高いお弁当です。
美キンパイカネには、ネーミングにもなっている韓国風恵方巻「キンパ」が入っています。
見た目もカラフルで華やかな気持ちになれますよね。
恵方巻とキンパの大きな違いはごはん。
恵方巻は酢飯を使用するのに対して、キンパは塩とごま油で味付けされたご飯を使用していているそうです。
ヤンニョムチキンやプルコギなど韓国の代表料理も入っているので、韓国料理好きにはたまらないラインアップです。彩りもきれいなので女性が集まるシーンや晴れの日のお弁当としても大活躍。
そこで今回は、カラフルキンパ弁当を作成する美キンパイカネの韓国人オーナーのイさんに、カラフルキンパ弁当が生まれた経緯やおいしさの秘密をとことん伺いました。
母から受け継いだ味をお弁当で再現!心温まる手作り韓国弁当
お話を伺ったのは「美キンパ イカネ」のオーナーのイさん。韓国出身のイさんは、もともとは語学教室を経営していました。小さいときから料理が好きだったイさんは、新型コロナウイルス流行のタイミングで新大久保から日野市へ拠点を移し、お弁当事業をスタートしました。
店名の「美キンパ イカネ」には「アットホーム」の意味が込められており、イさんが母から受け継いだ本場の味が再現されているそうです。
母の料理を手伝って学んだ本場韓国の優しい味
「母親の影響で料理が好きになりました」と語るイさん。イさんの父親が韓国で工場を経営していたこともあり、母親が従業員全員分の料理を作っていました。その数およそ30人前。
イさんはいつも母親の手伝いをする中で料理に興味を持つようになったそうです。
イさんは工場の従業員の方と一緒にいつも食事をしていたため、食を通じて生まれる会話や温かい雰囲気が大好きなんだとか。イカネのお弁当も、食事を通じて会話が弾むことを意識して作られているそうです。
おすすめメニューは低カロリーで濃厚な韓国牛醤油煮
美キンパイカネのメニューの中でイさんの一番の得意料理は韓国牛醤油煮。韓国牛醤油煮は日本の肉じゃがのような家庭料理を代表する韓国料理です。
美キンパの韓国牛醤油煮は、お砂糖の量を減らしたヘルシーな仕立てとなっています。牛肉にすりおろしリンゴを入れることで、牛肉が柔らかく甘い味になるのだとか。
下ごしらえにも抜かりがなく生姜とにんにく醤油に漬けることで肉の臭みを消して食べやすくされています。ほろほろ食感の牛肉とじゃがいもと人参が合わさると、旨味と甘味が濃縮され口の中でとろける後味が特徴です。
また、イさんは料理について探求するため6年にわたり料理教室に通い世界中の料理を学びました。料理教室では、薬膳料理やスイーツなど韓国料理にとらわれず様々な料理を探求されたそうです。
母の手伝いで学んだ家庭的な料理と、イさんが料理教室で学んだスキルが加わり美キンパイカネの味が誕生しました。
トライアンドエラーの末に生まれた自慢のキンパ
店名にもなっている美キンパイカネのキンパ。実は今の形になるまでは壮絶な苦労がありました。
キンパは作りたては彩りもキレイで味や食感もしっかりとしているのですが、時間が経つと味が薄くなり、彩りも悪くなってしまいます。
宅配弁当は食べるタイミングがお客様によってもまちまちです。届いてからすぐ食べる方もいれば、数時間後に食べるお客様もいらっしゃいます。
いろいろなシチュエーションで作りたての味と彩りを楽しんでいただくため、作りたての味と彩りをキープ。そのために何度も試作を繰り返しました。
たとえば、作ったお弁当をお客様が食べる時間まで常温で置き、彩りや味の変化を観察しました。そして調味料の分量や調理時間を変更するなど、細かな変更を重ねたそうです。
韓国の文化もお弁当で味わっていただくべく、昔から親しまれているナムルもキンパに入れました。
ナムルは塩漬けしているので彩りもきれいでミネラルも豊富。そのため寒い韓国の冬を越すために保存食としても食べられている伝統料理なんだとか。
実は相性抜群!洋食と韓国料理のマリアージュ
美キンパイカネのトレードマークといえば、お花の形をした卵焼き。薄く焼いた卵をカットして巻いてお花に見立てています。
卵焼きも数々の施策を重ねてようやく完成しました。中でも苦労したのが味付けだそうです。最初は和風出汁を入れた卵焼きにしたのですが、時間が経過すると味が飛んでしまうのが悩みでした。そこで、牛乳やバターやチーズを入れたオムレツの味付けにガラッとチェンジ。洋風の味付けに変更しました。
洋風の味付けは大成功。
時間が経っても味はしっかりとしているだけでなく、焦げ付かないので彩りもきれいにキープできました。
寒い韓国は身体を温めるためにニンニクを料理にたくさん使用したり、キムチチーズや、チーズトッポギなどチーズを使ったりする文化があります。チーズやニンニクは洋食の定番なので実は韓国料理と洋食は相性が抜群なのです。
そのように何度も試行錯誤の末、韓国料理に洋食のエッセンスを加えた美キンパイカネのお弁当が誕生しました。
美キンパイカネのお弁当を実食した結果、見た目以上のクオリティにびっくり!
華やかわいい!自慢のキンパ弁当。
「華やか!楽しい!丁寧!おいしい!ほっこり」が5拍子揃った華やかキンパ弁当でした。
味がしっかりと染み込んだホロホロお肉の濃厚韓国牛醤油煮。サイドのジャガイモと人参も柔らかく絶妙な味わいで印象深いです。
さっぱり食感のきゅうりナムルは懐かしい気持ちになりました。
インパクト絶大なお花の形をした錦糸卵は、ほんのり甘く硬さも味付けも絶妙でした。可愛いだけじゃなく本当においしい。
一つひとつのお料理が本当に美しくイカネさんのこだわりと愛情を感じますね。
見た目がきれいなので、会議やお花見、大切な方へのサプライズなど幅広いシーンで大活躍できること間違いなし。こんなに美しい韓国料理を食べるのは初めてです。
2023年の節分は美キンパイカネのお弁当を囲んで華やかなひとときを過ごしませんか?
華やかな見た目から女性に大人気の美キンパイカネのお弁当。
キンパはカットされているので食べやすく、節分気分をおしゃれに楽しむことができます。ご飯はオリジナルスープ出汁で炊いているのでコラーゲンたっぷり。女性に喜ばれる要素が満点です。
美キンパイカネ
・いつもとは違うお弁当でワッと驚かせたい
・ママ会や謝恩会で映えるお弁当を探している
・今年の節分は家族でお弁当を食べてお祝いしたい
そのようなシーンで美キンパイカネのお弁当は大活躍です。