江東区東雲。
タワーマンションが立ち並ぶエリアの一角に、夢と希望に満ち溢れた男が作る焼肉弁当があると聞き、足を運びました。
今回話を伺ったのは、店主の「ケンタ」さんと「サトシ」さん。
お客様にも親しみを持ってもらうために、SNSでは下の名前で登場しているんだとか。
今回は、夢と希望に満ち溢れたお兄さんに、お弁当のこだわりや、お二人の夢を伺ってきました。
目次
バスケットをやるためにアメリカに
初めまして、WORLD DINERで店長をしております、田中健太(ケンタ)です。
小さい頃からバスケをしていました。大きくなったら本場のアメリカでバスケをしたい。
そんな夢があり、大学卒業と同時にニューヨークに渡りました。
でも、アメリカで食べて行かなければいけません。
そこで、修行をしたのが現地の「寿司屋」
飲食店は長時間労働で、休憩も限られているのですが、休憩の度に外でバスケをして、店に戻って寿司を握るという生活をしていました。
正直な話、アメリカでバスケをやるためなら、仕事なんて何でも良かったんですよね。
しかし、寿司職人としてお客様と接していくうちに、「美味しいものを作れて、お客さんに美味しいって言ってもらえるのが嬉しいな」そんな風に感じて飲食の世界に興味を持ちました。
料理がしたい というよりは、飲食店をどのように展開していくのか、経営のことを考えるのがすごくワクワクしました。
将来の夢は、ブルックリンに出店
今はWORLD DINERで焼肉のお弁当を作ったり、店頭のショップでハンバーガーを販売したりしています。
というのも、35歳までには、アメリカに移住して、自分の店を持ちたい、という夢があるからです。
内装はバルっぽい感じにして、ハンバーガーで勝負したいですね。
なぜ35歳までかと言うと、バスケットって年齢が勝負のところもあるんですよね。
それで、身体が動くうちに…とも考えています。
だから今は、日本でお弁当やハンバーガーを作りながら色々なことを勉強させてもらっています。
ちなみに、一緒に働いているサトシはバスケ繋がりの仲間です。
祖母のスナックを継ぎたい
初めまして、鈴木慧(サトシ)です。
僕もケンタと同じように独立する夢があります。
私の祖母が八丁堀でスナックをやっていて、私も小さい時から手伝っていました。
祖母のスナックは「料理も美味しい」と地元の人から好評で、私も大きくなったら飲食の道に進むんだろうな。
そんな風にぼんやりと夢を描いていました。
そしてその夢はどんどんと膨らみ、いつしかおばあちゃんのスナックを継ぎたい、八丁堀のスナックで独立したいと思うようになりました。
歌が歌えて、美味しいご飯が食べられる、アットホームな心地よい空間を作りたいですね。
とはいえ、最初から独立するのは不安なので、今はWORLD DINERで経験を積ませてもらっています。
飲食店であれば、目の前のお客様の顔を見ながら料理を作ることができるのですが、お弁当はお客様の顔が見えない分、飲食店の何倍も神経を使います。
だからこそ、「お客さんにとって、どんなお弁当だったら嬉しいか」それをイメージする力は、お弁当を作る上で、どんどん磨くことができました。
夢を叶えるために、身体も鍛える
サトシも私も、バスケが好きという話をしましたが、WORLD DINERでも一時期、冷蔵庫がプロテインだらけになったことがありました。笑
「え、お弁当と関係がないじゃん」そう思われるかもしれませんが、意外とお弁当屋さんも体力勝負なんです。
やっぱりお客様も、元気な人が作っているお弁当を食べたいと思うじゃないですか。
だから体調管理やトレーニングは欠かさずしていますね。
私とケンタがプロテインを飲んでいたら、スタッフにも広まり、プロテインブームがおきました。
これは個人的な意見ですが、筋トレをした方が、メンタルも安定しますし、お弁当を作る上でのパフォーマンスも上がる気がします。
閉鎖的な空間だからこそ、コミュニケーションを大切に
私たちが一番大切にしているのが、お互いにコミュニケーションを取ること。
いい弁当を作るには、作っている僕たちの人間関係や、チームワークが大事だと思うんですよね。
「なんでこれがこうなったの?」と相手の話を最後まで聞いて理解に努めることを大事にしています。
お互いを尊重することで、「あ、そんなやり方もあったんだ!それいいね!」と、業務がスムーズになりますね。
お客様の声に耳を傾けることで、そこから新たな気づきやアイデアが生まれることもあるので、相手目線で物事を考えることはモットーにしています。
私たちのモットーは「超楽しく、お客様に喜んでもらえるお弁当を作る」
これをテーマに、効率化を考えてお弁当を作っています。
新しいスタイルの焼肉弁当WORLD DINER
ここからはお弁当について、お話ししますね。
WORLD DINERは、「新しいスタイルの焼肉弁当」をコンセプトにしています。
焼肉の要素を残しつつ、和食と洋食のよいところを合体させた仕立てとなっています。
もちろん、全部手作り。
ひとつひとつ心を込めて作っています。
副菜は和食と洋食を取り入れたものをメインに使用しています。
お肉のお弁当だとどうしても「重たい」というというイメージがあると思います。
だから、副菜には野菜を多めに取り入れて、彩りと栄養のバランスを取っていますね。
バランスをとりつつも、僕らは焼肉屋なので、メインのお肉には負けない自信があります。
美味しいお肉の秘密は水分量
僕たちは、豚・牛・鶏と三種類のお肉を取り扱っています。
メインのお肉にはかなり拘っていますね。
一枚一枚丁寧にカットすることはもちろん、キッチンペーパーで水分をしっかりと拭き取ってから調理をしています。
一日に数キロのお肉をカットするうちに、口当たりの良いお肉の切り方もマスターしました。
いろんなシーンで活用いただけるように、お弁当の種類もたくさん揃えているので、是非ともお試しいただけたら嬉しいです。
一番のオススメは「豚バラ八丁味噌炒め弁当」
僕たちが一番オススメするお弁当は、「豚バラ八丁味噌炒め弁当」
焼肉の要素を残しつつ、日本人の口に合う和を取り入れた、お肉をガッツリ楽しめるお弁当です。
メインの豚バラは、愛知県岡崎市八帖町で生産されているカクキューの八丁味噌をふんだんに使用。
隠し味でオイスターソース、卵黄が入っているので、お肉の旨味とまろやかなコクをお楽しみいただけます。
アメリカ人も絶賛した「気分が上がるバーガー」
僕たちは、東雲のタワーマンションがあるキャナルコートでお弁当を作る傍ら、店頭ではハンバーガーも販売しています。
海外の方も多くいらっしゃるエリアなのですが、アメリカの方からは「母国のバーガーよりも美味しい」と言うお声をいただきました。
和牛を使ったパティはシンプルに塩だけで味付けしているので、お肉のうまさが引き出されます。
『東雲WORLDDINER』で検索いただくと、詳細がご覧いただけます
WORLD DINERのお弁当は、くるめし弁当で
夢を追うお兄さんが作る「夢と希望に満ち溢れたお弁当」は、くるめし弁当からご予約・ご注文いただけます。
ガッツリお肉を食べてパワーをつけたい時、お肉も野菜も食べたい時、バランスの取れたお弁当でゲストをもてなしたい時にオススメの一品です。
▼ご注文・ご予約はコチラ
https://www.kurumesi-bentou.com/worlddiner/