尼崎で一番居心地の良い『ナンバーファイブカフェ』テレビ業界を経験した店主がつくるロケ弁当


「あれ!?もうこんなに時間が経っていた」
兵庫県尼崎市。阪急塚口から徒歩5分のところに、時を忘れてしまうほど居心地の良いカフェがある。お店の名前は「ナンバーファイブカフェ」。

太陽の光がサンサンと降り注ぐ明るく広々とした店内。
落ち着いた音楽とセンスの良さが光る家具と一緒に、ゆったりとした非日常な雰囲気を味わえます。

女性のお客様を中心に絶大な人気を集めているナンバーファイブカフェの人気はカフェだけにとどまりません。彩り鮮やかな洋食のお弁当も多くのお客様にリピートされています。

今日は、テレビ現場で働いていた経験もあるナンバーファイブカフェ店主の橋本(はしもと)さんに、お弁当やカフェのこだわりについてたっぷりと語っていただきました。

「昔は私もロケ弁にお世話に!」元テレビアシスタントが、独立してカフェロケ弁を作った理由とは?

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はじめまして、ナンバーファイブカフェの店主・橋本と申します。私が飲食の仕事をスタートしたのは29歳のときです。実は大学卒業後にテレビカメラのアシスタントをしていたんですよ。

番組制作を支える裏方として、照明の機材設営やカメラ補助、音声補助の仕事をメインに行っていました。

朝早くから夜遅くまで中継や収録があったので、朝昼夜とロケ弁にはお世話になっていましたね。

テレビの仕事は、いろいろな現場を体験できて、とてもやりがいがあったのですが、体力勝負の部分もあって…。自分の将来を考えたときに「体力があるうちにもっと視野を広げたい」と思い20代最後の年で転職を決断しました。

なぜ29歳かというと、自分が面接官だったら「30歳より29歳のほうが採用しやすいのでは」と思ったからですね。

転職活動をする上で「僕は何がしたいんだろう?」と振り返ったときに料理が好きで、よく友人にオムライスやパスタを振舞っていたことに気がついて。そこから、「料理の道に進みたい!将来は自分でお店を持ちたい」という思いが強まり、飲食の道に進むことを選びました。

20代最後の歳でカフェ業界に転職。料理の基礎を叩き込まれる毎日

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とはいえ、料理人として一人前になるには、修行を積まなければいけません。しかも、30歳手前で飲食業界に入るのは、決して早いとはいえないスタート。

漠然とした不安はありつつも、「なんか楽しそう!未経験でも敷居が低そう」と今思うと安直な考えから、ハンドメイドとフレッシュネスを追求した大手カフェチェーンで働きはじめました。

そこでは3年間キッチンスタッフとして勤務。実践をもとにした料理の基礎を教えてもらいながら、効率的な製造オペレーションについても勉強させてもらいました。

その後、さらなるステップアップを求めて別のカフェに転職したんです。
そこは、料理長の裁量でメニューやコンセプトを決められるお店だったので、“商品開発をしては、お客様の反応を見ること”を繰り返し、売れる商品づくりを肌感覚で理解していきました。そして2018年に念願の独立を果たしたのです。

お客様の「心地よさ」を探求して生まれたナンバーファイブカフェ

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ナンバーファイブカフェの店内

私が修行していた2つのカフェは都心にある人気店だったので、回転率を上げることが重要視されていました。

効率的なオペレーションを学ぶには最適な環境だったのですが、そこで働くホールスタッフが窮屈そうに接客しているのを見て、「効率も大事だけど、もっとお客様にゆったりしてもらえる空間を作りたい」と思うようになったんです。

そのような経験から、「お店を出すなら郊外が良いな」と思い、私の地元の阪急塚口で物件を探しはじめました。

幸い広いスペースの物件と出会えたので、座席はゆとりを持って配置。時間制限は設けず、“ゆっくりくつろげる居心地の良い空間”をコンセプトにカフェをオープンして今に至ります。

創業時から変わらず、お料理がおいしいのはもちろん、お客様が思わず写真を撮りたくなるような盛り付け、演出、接客にも力を入れていますね。

ありがたいことに、平日は女性のお客様を中心にほぼリピーターの方で席が埋まっている状態です。「前回来てすごくよかったから友達を連れて来ました」と言っていただけることもあり、一人ひとりのお客様を大切にしてよかったと感じます。

テンションの上がる「オシャレ料理」が入った特別感のあるカフェ弁当

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ナンバーファイブカフェのお弁当は「知ってておいしそうだけど、家でつくるのは難しい料理」のラインナップを中心に揃えています。

たとえば、バーニャカウダや、ポルチーニ茸のクリームソースなど、聞いたことはあるし、レストランでも食べたことはあるけど、家庭ではなじみのない料理ですね。

というのも、名前も聞いたことのないマニアックなものをお出しするより、どんなものかイメージできる料理を出した方が、安心できると思っているからです。

ですので、お弁当にも誰もが一度は耳にしたことがあるアンチョビトマトソースやハニーマスタードソースなどを贅沢に使用しています。

テレビ現場の過酷さを知っているからこそ、ロケ弁作りにも熱がこもる

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お弁当作りで私がもっとも大切にしていることは、お客様が食べたときにワクワクしたり、非日常を感じる特別な気持ちになってくれることです。お弁当を通じて「幸せな感情」を届けていきたいですね。

私がテレビ局にいたときは、過酷な現場で唯一休憩時間がお弁当を食べる時間だったんです。お弁当は本当に楽しみのひとつでした。10年以上経った今でも、テレビ時代の同僚や先輩と話すときに、「あのときのロケ弁うまかったよね」と会話の話題になるほど、お弁当の記憶は色褪せないものです。

だから今もお弁当の価値を噛み締めていた当時のことを思い出しながら、一つひとつ心を込めて作っています。これからもお客様のモチベーションになるようなお弁当をお届けしていきたいですね。

お客様にとって心地の良いお弁当を探求。口コミを元に改善の日々

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お弁当作りで一番苦労したのは、時間が経ってもおいしく食べられる調理をすることです。

カフェの場合はお客様のリアクションを直接確かめられるのですが、お弁当の場合は違います。お届けしたあと一体どんな風に召し上がっているのかがわからないので、いつもドキドキなんです。

「おいしかったです」と良い口コミをいただくこともあれば、恥ずかしながらお叱りのお声をいただくこともありました。

ある日「デミグラスハンバーグがかたい」というお声をいただいたんです。ナンバーファイブカフェでは、外はカリッと中はふっくらしたハンバーグの食感を楽しんでいただくために、ハンバーグの表面を焼くときは火加減を強くして食感にアクセントをつけていました。

ですが、お客様がお弁当を召し上がるのは製造してから数時間後。
従来のつくりかたではどうしても水分が抜けてしまったんです。そこで、口コミをいただいてからはハンバーグがかたくならないように焼く工程を省き、煮込むだけにして水分量を調整しました。

お客様に大満足していただけるお弁当をつくるために、日々お客様のご意見には真摯に向き合うようにしています。

居心地が良いから長く働ける。おいしさの秘密はスタッフのチームワーク

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ナンバーファイブカフェでは、お客様のはもちろん、働くスタッフにとっての居心地の良さも大切にしています。
大学1年生のときにアルバイトで入ったスタッフが大学を卒業してから社員になってくれたり、勤続年数が長いスタッフが多かったりすることが自慢ですね。良い環境で働くことが、お客様への提供価値にもつながると考えています。

ナンバーファイブカフェのお弁当のご注文・ご予約はくるめし弁当で

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✅女性に喜ばれるお弁当を探している
✅普段家では作れないおしゃれな料理をゲストに楽しんでほしい
✅ガッツリ食べたいけど野菜も摂りたい

そのようなシチュエーションで、ナンバーファイブカフェのお弁当は大活躍です。

ご注文・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/numberfivecafe/

ナンバーファイブカフェ店舗情報

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住所:兵庫県尼崎市南塚口町2-13-18 リーガルビル 2F (阪急塚口駅南口 徒歩5分)
電話:06-6423-9875
営業時間:11:00〜22:00
定休日:火曜日・第2水曜日
HP:https://number5cafe.com/
SNS:https://www.instagram.com/number5cafe0420/