20種類以上のスパイスが溶け込んだ欧風カレーが自慢の「カレーハウスピヨ」。一度食べたら病みつきになるカレー弁当の秘密とは?


日本最大級の売り場面積を誇る地下ショッピングモール、川崎アゼリア。地下1階のレストランフロアに人気の老舗カレー屋さんがあります。その名は「カレーハウスピヨ」。20種類以上のスパイスを使った本格カレーが手頃な価格で食べられると、働く人の間で話題に。ランチタイムは行列ができる大人気店です。

「一度食べたら病みつきになるカレー」としても人気で、カレーハウスピヨ。オフィスや、イベント会場、自宅でも楽しんでほしいという想いから、弁当デリバリーを始めました。

今日は、店主・高根さんにインタビュー。多くの人をトリコにするカレー弁当へのこだわり、そしてカレーハウスピヨのおいしさの秘密に迫ります。

カレーハウスピヨの味の決め手は、“丸鶏”から煮出す鶏ガラスープ

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「カレー作りで一番大切にしていることは“下ごしらえ”です」と語る高根さん。カレーハウスピヨの味の決め手となる「鶏がらスープ」にはこだわりがつまっています。

朝7時に出勤した高根さんがキッチンに立って一番に行なうことは、丸鶏を水で洗い内臓や血合いを流し出す作業。下処理が終わった鶏肉は骨から煮出し、スープがクリアになるまで何度も何度もアク取りを行います。手作業で時間をかけて丁寧に煮込むことで、雑味のない特製鶏ガラスープが完成するそうです。


20種類以上のスパイスの融合。ちょっと癖のある“どハマり”カレー

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鶏ガラスープをつくった後は、カレーの顔である「ルー」をつくります。40年以上変わらない味の秘密は、スパイスの調合です。クミン、コリアンダー、カルダモン、シナモン、クローブ、ナツメグ、ターメリックといった20種類以上のスパイスを秘伝の黄金比でブレンドします。

スパイスの香りを油に移す順番やタイミング、絶妙な火加減や調理工程など門外不出の細かなこだわりが隠れていました。

隠し味の「牛脂ヘッド」でコクと香りをグレードアップ

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黄金比でブレンドされた20種類以上のスパイスを、特製鶏ガラスープで伸ばすだけでもおいしいカレーはできますが、カレーハウスピヨのこだわりはこれだけではありません。

味に深みと旨味を出すため隠し味の「牛脂ヘッド」と呼ばれる国産牛の脂を入れて煮込んでいます。バターの代わりに牛脂を使うことで、さらに深いコクが増すのだとか。

カレーハウスピヨのブイヨンの中には、玉ねぎ、トマトジュース、赤ワイン、チキン、野菜の葉材も溶け込んでいます。ちなみに、1回の仕込みで使う玉ねぎの量はなんと5kg!手作業で一つひとつみじん切りにしています。

食材のほとんどが溶け込んでいるカレーハウスピヨのカレー。味にコクが増すだけでなく、食材の無駄を省きます。おいしく食べられてフードロスにも繋がるので一石二鳥です。


辛いのが好きな方にはたまらない!手間暇かけて熟成した「辛味オイル辛味ペースト」

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レストラン限定になりますが、自家製「辛味オイル」や「辛味ペースト」もファンの心を鷲掴みにしています。

スライスしたニンニクと数種類のスパイスをミックスさせたチリペッパー。そして完熟した赤唐辛子の実を乾燥させたカイエンペッパーを160℃の油でゆっくり炒めて寝かせること3週間。油にスパイスと唐辛子がたっぷりと染み込み辛味オイルが誕生します。

「辛味オイルや辛味ペーストは、ラーメン屋でいうと“ラー油”みたいなもの。辛いのがお好きな人や、カレーにパンチを効かせたい人に喜んでもらえると思います。中毒性のある旨みにハマる方も多いですね」と高根さんは話します。

冷めてもおいしいカレー弁当の秘密はルーの「水分量」

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レストランの味をそのまま味わえるカレーハウスピヨの宅配弁当。カレーは時間が経つと、ドロドロになる性質があります。そこで、宅配弁当をつくるときは鶏ガラスープの量をレストランよりも多くするなど、ルーの水分量を調整することで一番おいしい状態で食べられるように試作をくり返したそうです。

お米は、冷めてもおいしい「特Aランクななつぼし」を使用しています。炊く前に15分間浸水させてふっくらとさせ、カレーに合うように少し硬めに炊くのがポイントです。また、バターの代わりに牛脂ヘッドを使用しているので、常温で食べても脂が浮かないのだとか。


お弁当を彩るトッピングにも一工夫。トッピング人気No.1は「甘辛い牛すき」

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トッピングの「カツ」や「牛すじ」も手作りしているカレーハウスピヨ。カツは食感をよくするためにすじ切りをして、小麦粉と卵とパン粉をつけてカラッと高温の油で揚げています。

隠れ人気メニューの牛すじは、丁寧に下処理をしたあと、2-3時間コトコトと煮込んでいます。甘めの味付けの牛ずじは、パンチの効いたカレーの箸休めにもピッタリ。レストランでは、牛すじ単品とご飯だけオーダーするお客様もいる隠れ人気メニューです。

トッピングの野菜は、鶏ガラスープで下茹でをしたあと素揚げに。鶏ガラスープで下味をつけることで、カレーと馴染みさらにおいしく食べられます。

辛いものが苦手な方も安心!まろやかな味わいのハヤシライスも絶品

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辛いのが苦手な方におすすめしたいのが、特製ハヤシライスです。玉ねぎやブイヨンが溶け込んだハヤシライスは、まろやかな味わいでほんのり甘いのが特徴だそう。

ロケやイベントでまとまった数のお弁当を発注するとき、辛いのが苦手な方もいると思います。選択肢に、辛いのが苦手な方でも食べられるハヤシライスがあると幹事さんも安心ですね。


「カレーハウスピヨ」のご注文・ご予約はくるめし弁当で

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川崎で40年愛される欧風カレー「カレーハウスピヨ」。スパイスたっぷりのこだわりカレーは、疲労回復やリフレッシュ効果もあるそうです。

✅予算内でおいしい本格カレーを食べたい
✅連日続くロケ弁の中でバリエーションを持たせたい
✅食事の時間が限られている現場で、サクっと食べられるお弁当を探している

このようなシーンで「カレーハウスピヨ」のお弁当は大活躍すること間違いなし。おいしいカレーを食べて身体の内側からポカポカとパワーチャージしませんか?

▼ご注文・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/curry_piyo/

「カレーハウスピヨ」レストラン情報

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住所:川崎市川崎区駅前本町26-2(川崎アゼリア内)
電話:044-222-1210
営業時間:11時00分~22時30分
公式HP:https://www.curry-piyo.com/