一度食べたら感動するイタリアン弁当「時乃風」。冷めてもおいしい秘密は熟練シェフ仕掛けにあり!

「感動しました。こんなにおいしい洋食弁当は食べたことがない」と口コミが絶えないイタリアン弁当があります。お弁当をつくっているお店「時乃風(ときのかぜ)」。リピーター続出の人気店です。

時乃風のお弁当を手がけるのは、調理歴経験30年以上でイタリアン料理と野菜を探求し続けた塩原シェフです。今日はそんな塩原シェフにインタビュー。冷めてもおいしいイタリアン弁当の裏側に迫ります。

野菜のおいしさを知り尽くしたシェフがつくる渾身の自家製ピクルス

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「時乃風」の代名詞ともいえる存在のピクルス。酸味のあるものが好きだった塩原シェフは修行時代、レストランでおいしいピクルスの研究を重ねてきました。数々の知見や経験をもとに生まれたのが今のピクルスです。

味の決め手は、独自で調合したスパイス。クローブ、ブラックペッパー、コリアンダー、シナモンスティックなど、甘酸っぱさと爽やかさが口いっぱいに広がります。自家製ピクルスは、箸休めにもピッタリです。

隠し味はアーモンドミルク。白ワインで煮込んだ鶏のカチャトラは、レストランの味そのもの

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イタリアトスカーナ地方の郷土料理としても知られる「鶏のカチャトラ」。
時乃風のカチャトラは、みじん切りにしたニンニク、アンチョビ、ケッパー、ローズマリーをアーモンドミルクで煮こみ、白ワインを入れて飛ばします。仕上げにアーモンドソースをかけると、冷めても柔らかく濃厚なカチャトラの完成です。

アーモンドを使用することで、香ばしい香りが口の中に広がります。さらにリラックスや美肌効果も期待できるというだけあり、女性からの人気も高い商品です。

お弁当の中のおいしい“仕掛け”。ソースと一緒に食べるジェノベーゼパスタも絶品

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メイン料理の下に入っているパスタにも、工夫が施されています。
バジルが香るパスタは、鶏のカチャトラのアーモンドソースとも相性抜群。ジェノベーゼソースがほどよく絡んだ絶妙な塩味のパスタは、レストランの味そのものです。
爽やかな後味と濃厚アーモンドがマッチして口の中にコクとまろやかさがふわっと広がりますよ。

鎌倉の農家さんから直に学んだ、本当においしい野菜の食べ方

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塩原シェフは西鎌倉にある予約の取れないイタリアンレストラン「トラットリア フォセッタ」のオーナーシェフと親しいそう。。イタリアン料理を極めるべく、有名シェフと一緒に朝早くから農家さんの元を訪れたといいます。そこで、鎌倉野菜のイロハや、旬の野菜を一番おいしく食べられる調理法を学びました。

また、市場に通うことで四季の大切さが重要であることを学んだ塩原シェフ。春夏秋冬に合わせて年4回変わるピラフのトッピングも、農家さんとの会話から生まれたアイデアです。生産者さんのがんばりを伝えられるよう、野菜の本来の味を活かしたメニュー開発にも一層力が入っています。

また、プライベートでもいろいろなお店で食べ歩いているという塩原シェフ。気になる店の料理を食べ、味のバランスを再確認することもあります。塩原シェフが自分のスタイルを固定せずに、柔軟な姿勢を大切にしているところが印象的でした


野菜と向き合うことで生まれた創作料理のごぼうアラビアータ

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イタリアンレストラン時代、ごぼうを乱切りにしていたらペンネと形が似ていることに気づいた塩原シェフ。和食ではきんぴらごぼうが有名ですが「ごぼうを使ったイタリアンもおもしろいのでは?」とインスピレーションを受けました。こうして、トマトとニンニク、唐辛子を追加した「ごぼうアラビアータ」が完成したのです。

野菜の旨味が溶け込んだ冷めてもおいしいピラフ&アランチーニ

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時乃風のこだわりは、メインのおかずや野菜だけではありません。お弁当に欠かせない「ご飯」にもこだわりが隠れています。
冷めてもおいしいと評判のピラフは、チキンブイヨン、ガーリックパウダー、オニオンパウダーを独自の配合で混ぜ合わせガス釜で炊いています。お弁当に使用するお米は、もちもち食感が特徴の新潟県産コシヒカリをチョイス。おかずの味にピラフが勝たないように、塩味と旨味のバランスとメリハリを考えて試行錯誤の末に完成しました。

さらにピラフと同じお米を使ったアランチーニ(ライスコロッケ)にも、塩原シェフのこだわりが。チキンブイヨン、バター、グラナバダーノチーズ、ニンニク、玉ねぎ、セロリ、人参、パプリカ赤・黄、茄子、ズッキーニを入れてオリジナルリゾットをつくります。

リゾットの粗熱を取り、中にチーズを入れて丸く成形してカリッと揚げれば完成。1回の仕込みで3時間かかる、一度は食べていただきたいメニューなんだそう。

レストランでも大人気の「オニオンビネガーソース」は、まさに“思い出”の味でした

牛肉と相性抜群の「オニオンビネガーソース」も、修行していたレストラン時代から引き継がれている味です。

「毎週末ランチを食べに来てくれる年配のご夫婦がいたんです。そのご夫婦が決まって頼むメニューは、オニオンビネガーソースで味付けしたスペアリブ。余ったソースをパンにつけて食べてくれてくれたり、ソースを食べるのが毎週楽しみだと言ってくださいました」

塩原シェフは常連さんの様子を懐かしそうに語ります。あの時のご夫婦に喜んでもらえたときの感動が忘れられず、お弁当でもオニオンビネガーソースを採用したそうです。時乃風のメニューの一つひとつに素敵なストーリーが隠れています。

お口の中でとろける!「鶏のカチャトラ弁当」を実食

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それでは、実際にお弁当をいただきます。

お弁当ライター:野崎
お弁当ライター:野崎

お箸で簡単にほぐれるほど、柔らかいチキンカチャトラ。まろやかでコクのある味わいの中に、スパイスのアクセントが効いて絶品でした。

チキンカチャトラの下に入っているパスタにも驚きです。多くのお弁当に入っているパスタは、味がないもの….。そんな中で時乃風のお弁当はジェノベーゼの香りと塩味がしっかりと入っています。麺の弾力も細さもちょうどよく、メインに匹敵する存在感です。

また、ごぼうのアラビアータやアランチーニなど、普段あまり口にしない副菜も入っていました。レストランのコース料理をいただいているような、お弁当を食べながらワクワクした気持ちになりました。

絵に描いたような美しいご飯は水分量と硬さ、塩加減がちょうど良かったです。こんなにおいしいイタリアンがお弁当で食べられるなんて素敵ですね。ご馳走様でした。


お弁当のご注文・ご予約はくるめし弁当で

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本格イタリアンが手軽に食べられる「時乃風」のお弁当。人々に感動を与える美味しさの秘密は、シェフが料理にこだわり抜いていることでした。


大切な会議やおもてなしで、ゲストの記憶に残るお弁当を提供したい
忙しい毎日に、レストランクオリティのおいしいお弁当を食べてホッと癒されたい
冷めてもおいしい洋食弁当を探している

このようなシチュエーションで、時乃風のイタリアン弁当は大活躍です。野菜のおいしさを知り尽くしたシェフの経験と愛情がたっぷり詰まったお弁当をぜひご賞味ください。

▼時乃風のご注文・ご予約はくるめし弁当で
https://www.kurumesi-bentou.com/tokinokaze/