伝説の唐揚げロケ弁『トリゴコロ』遊びゴコロ”が詰まった大人から子どもまで楽しめるお弁当

「え、これは何!?」

横浜市港南区。上永谷駅から徒歩2分のところに、思わず足を止めてしまいたくなる「自動販売機」がある。

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カラフルな自販機で販売されているのは飲み物でもタバコでもお菓子でもなく、まさかの唐揚げ。「天使の羽根」と「悪魔のしっぽ」というキャッチーなネーミングが目を引きます。

冷やし唐揚げ専用自販機は国内初。
販売方法が斬新なだけでなく、味もおいしいと大注目を集めています。

斬新な唐揚げ販売を始めたのは、第7回からあげグランプリで金賞を受賞。横浜の商店街揚げ物ナンバー1決定戦「ガチあげ!」で1位を獲得した話題のお店。唐揚げ自販機のほかにも、ロケ弁当のデリバリー事業も行なっています。

今回、トリゴコロを立ち上げた店主の加賀屋(かがや)さんに、独立のストーリーや徹底した衛生管理などトリゴコロへの想いを語っていただきました。


知識ゼロ、経験ゼロ、料理経験ゼロからのスタート

大学卒業後は地元秋田県のIT企業でサラリーマンとして働き、28歳のときに上京、飲食店に転職した加賀屋さん。当時、料理経験はなく、新しい場所でゼロからのスタートでした。

加賀屋さんが最初に勤務したのはコンセプト居酒屋。1年間で料理のイロハを学びました。お世話になった料理長が神奈川県出身だったという縁で、料理長の地元の上永谷に鶏料理専門店をオープンしたのです。


29歳で念願の独立。唐揚げ居酒屋を開業

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飲食店に転職し1年足らずで自身のお店を開いた加賀屋さんに、「なぜスピード独立をしたのか」伺うと勇気のある答えが返ってきました。

「ずっと商売人に憧れていたんです。両親には安定したサラリーマン生活を勧めれて、一度はIT系の会社に就職しました。でも夢を諦めきれなくて….。30歳を目前に、「独立するなら今だ!」と思い、両親の反対を押し切って飲食店を開業しました。

さらに、加賀屋さんはこう続けます。

ちなみに、唐揚げで独立しようと決めたのは、斜め前のお店が焼き鳥屋さんだったからです。お店と被らないようにトリゴコロは唐揚げを売りにしました。住宅地にお店を構えたことで、家族連れで利用いただくなど、大人から子どもまで愛されるお店になりました。特に唐揚げは子どもたちにも人気で、おいしそうに頬張ってくれるのがうれしいです。


唐揚げグランプリ金賞受賞。今だから言えるグランプリの裏側とは?

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数々の賞を獲得し、メディアでも引っ張りだこのトリゴコロ。そのきっかけとなったのは、日本唐揚協会が主催する「からあげグランプリ」で金賞を獲得したことです。

当時、唐揚げグランプリの大会に出ることを決めた加賀屋さんは、「新参者の僕たちが、老舗の唐揚げ屋さんと普通で勝負したら負けてしまう。どうやったら勝てるのだろう?」と必死に考えました。

そこで、加賀屋さんは過去の大会データを入手し、優勝したお店の分析を始めました。すると、ある法則がわかってきたのです。

その法則とは、優勝したお店は味だけではなく効率を重視していること。

「審査は制限時間2時間で何食売れるか」基準でした。
そのため、加賀屋さんは、唐揚げの味はそのままに、効率の良いオペレーションを考えることに時間を使いました。

その結果、2時間で1000食を販売することに成功し、見事グランプリに輝いたのです。

おいしさと同じくらい生産性と安全性を大切に

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写真中央が店主の加賀屋さん

戦略的に物事を考えるのが得意な加賀屋さん。加賀屋さんのロジックはお弁当にも反映されています。お客様においしく、安心安全に提供するためのオペレーションも独自で確立しました。例えば、トリゴコロの代名詞とも言われる唐揚げ。

そのオペレーションとは「極力お肉に触らない」こと。

トリゴコロでは、肉を触るスタッフは必ず1人と決め、唐揚げの仕込みをする時間は一切、ほかの作業を一切しないように徹底しています。そうすることで、衛生的にも良いだけでなく、製造効率が上がるそうです。

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また、お客様に冷めてもおいしくお客様に召し上がっていただくため唐揚げの作り方にもこだわりがあります。塩麹に漬けてから揚げることで、冷めても柔らかく外はカリッと中はジューシーな状態になるのだとか。

加えて、居酒屋オープン時代から12年間使っている秘伝のたれにくぐらせることで、トリゴコロの味になるのです。

また、スタッフにも生産性高く働いてもらうために、どんなに忙しくても10時間以上、厨房を稼働させないようにオーダーをコントロールしているそうです。

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そんな加賀屋さんは、次のステージとして、ワンランク上の唐揚げロケ弁当を開発中です。今まで取り扱いのできなかった肉や唐揚げ粉を贅沢に使用する予定とのこと。本来、加賀屋さんがずっと作りたかった極上の唐揚げが入ったお弁当の誕生に向けて動いています。どうぞお楽しみに。


子どもたちが安心して食べられる優しい唐揚げ弁当を目指して

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子どもから寄せられたお手紙

現在は居酒屋を畳み、宅配弁当専門店として、メディアから引っ張りだこのトリゴコロですが、地域の人とのつながりを絶やしません。

地域のお祭りやイベントに出店して、お客様とのリアルでの触れ合いを大切にされている加賀屋さん。子どもから直筆のお手紙が届くことも珍しくないのだとか。

トリゴコロのお弁当の裏側には、子どもたちやお客様とのつながりを大事にする加賀屋さんのやさしい思いがたくさん詰まっていました。

トリゴコロのご注文・ご予約はくるめし弁当で

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✅大人も子ども楽しめるお弁当を探している
✅ロケやイベントで発注数が多いので失敗したくない
✅唐揚げが好きなゲストに喜んでもらいたい

このようなシーンでトリゴコロのお弁当は大活躍です。

トリゴコロのご注文・ご予約はこちら
https://www.kurumesi-bentou.com/torigokoro/


冷凍唐揚げ自販機情報

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神奈川県横浜市港南区丸山台1-13-1 ラ・ポルト上永谷1F