東京都江戸川区中葛西。東西線の葛西駅と西葛西駅のど真ん中。
駅から歩いて徒歩10分の大通り沿いに、一度食べたらヤミツキになる究極の穴子弁当を提供する居酒屋があります。
今回は、テレビ業界の方もお墨付き、新鮮な活穴子弁当をリーズナブルに食べられる穴子屋 樹(あなごや いっき)さんの魅力に迫りました。
目次
魚のプロフェッショナルが選ぶ自慢の一匹
はじめまして、穴子屋 樹の石渡 直樹です。
お気づきの通り、お店の由来は僕の名前から来ています。
少し、僕の過去をお話させていただきますと、魚が好きで、和食の板前をして修行をする傍ら、市場で仲卸の仕事をしていました。
そして、自分の腕を試したいという思いから、葛西で独立し和食居酒屋をオープンしたと同時に、1食2,000円超えの高価格帯の弁当も始めました。
海が好きだから魚も好き
「なぜ魚にこだわるんですか?」とたまに質問されることがあるのですが、実は、趣味がサーフィンで、海が大好きなのです。
もともと料理も好きだったので、極めるのであれば、海で獲れる魚がいいかな。そんな風なことがキッカケで、「魚」で商売しています。
原価との戦い
お弁当を作る上で壁に当たるのが「原価」
たとえば、レストランに行く時、いいものを食べようと思ったらそれなりのお値段がしますよね。
それと一緒でお弁当も、食材にこだわったらお客様にお支払いいただくお値段も上がってしまいます。
私が得意としているのは「穴子」。ご存知の通り安くはない魚です。
本当は、「もっとたくさん穴子を入れて、お客さんにお弁当を楽しんでほしいけど、そうすると価格が需要に合わない金額になってしまうし・・・。」そのような葛藤があり、価格設定は正直かなり迷いました。
職人気質なところもあるので、どうしても食材にはこだわりたいんですよね。
高級弁当から800円へのお弁当に挑戦
僕が穴子のお弁当を始めたのには、もう一つ理由があります。
穴子と聞くと、うなぎまでは行かないけど少し高級かな?
そのようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
もっと多くの方の日常で、穴子を食べていただきたい。お弁当であれば、多くの人に穴子の魅力を知ってもらえるかもしれない。
このような思いから、会議やロケの価格帯に合わせた価格設定にしました。
極限まで”コストカット”だからこの品質でこの価格
「限られた予算の中で、お客様に満足していただけるお弁当を作るにはどのようにしたら良いのだろう」という悩みをくるめし弁当の営業担当の方に悩みを打ち明けたところ、
コストパフォーマンスの良い容器。今まで手作業で書いていたメニュー名をシールにすることで生産性の向上。というような、食材以外で削ることができる提案をたくさんいただきました。
また、僕自身も築地市場にたくさんツテがあります。
仕入れの値段を交渉をするなど、市場の人にも協力してもらいました。
そのようにお弁当以外にかかるコストを下げていきました。
そうすることで、質の良い食材を使用したお弁当を、リーズナブルな価格で提供できるようになりました。
高級スーパーでも穴子のお弁当を販売
あまり知られていないのですが、穴子屋 樹のお弁当は、高級スーパーでも販売しております。
特にスーパーやデパートで重要視されるのが”衛生管理”
菌検査など衛生管理を徹底しないと、スーパーで販売できません。
そのため厳しい衛生基準を満たした環境で調理しています。
テレビ業界の方も安心
テレビ業界の方からご発注いただくロケ弁は、撮影の合間を縫って召し上がるので、お召し上がりいただく時間帯が読めません。
届いてからちょっと時間が経っても美味しく召し上がっていただけるようにご飯の硬さや魚の焼き加減など工夫しています。
お弁当の保管状況にもよりますが、樹では、明記している時間内であれば安全にお召し上がりいただけます。
そのような努力を重ねた結果、徐々にテレビ業界の方に認知されるようになりました。
念願だったメディア出演
「プルルルルル♪」
お弁当作成も落ち着き、翌日の仕込みをしている午後2時過ぎ、一本の電話がかかってきました。
電話は、バラエティ番組で、お弁当を取り上げたいという内容でした。
僕もよく知っていたバナナマンさんが出演される番組なので二つ返事でOK。
まさか自分で作るお弁当を、テレビに取り上げていただけるなんて思ってもいませんでしたね!
1本のテレビ出演が引き金となり、大手キー局から同時に取材のオファーがきました。
お客様の声から生まれた新メニュー
元々は、魚一択だったのですが、テレビ業界のお客様から「お肉と魚を選びたい」というリクエストをいただきました。
そこで、鶏肉を使用した、チキン竜田とチキンステーキのメニューを開発。
鶏肉も築地から仕入れているので、鮮度と品質にはこだわっています。
最初のうちは、「魚のお弁当屋だから肉の注文は入るのかな?」そんな風に思っていたのですが、蓋を開けてみると、お客さんが言っていた通り、お肉と魚が半々に注文が入りました。
こちらの想像以上に、鶏肉は人気メニューに。
お客さんの意見に耳を傾けることが、商売でいかに大切なことであるか実感しましたね。
でも穴子を食べて欲しい!
市場にある穴子の中でも特に、品質がいいものを仕入れていますので、鮮度と身の厚みを実感していただけます。
僕の1番のオススメは、穴子を贅沢に1本使った「炙り穴子重」
直前にバーナーで炙ることで、穴子の香りを引き立たせるのがポイント。
出汁で炊いたふっくらご飯も穴子を引き立ててくれます。
穴子屋 樹のお弁当は、くるめし弁当からご予約いただけます。
ここでしか食べられない高コスパの穴子弁当を、ぜひ一度ご賞味ください。
▼ご注文・ご予約はコチラ
https://www.kurumesi-bentou.com/ikki/