大阪市阿倍野区昭和町。西田辺駅から徒歩1分の国道沿いに、地元大阪で話題を集めている健康弁当があります。名前は「かつおめし処 磯野」。全国各地の選りすぐりの惣菜・弁当の中から各賞を決定する大型グランプリ「惣菜・弁当グランプリ」で見事金賞を受賞するなど、メディアからの注目も集まる人気店です。
今回はかつおめし処 磯野・オーナーの木下さんにインタビュー。グランプリに輝いたお弁当のこだわりと誕生秘話に迫ります。
目次
インパクト絶大！「かつお節」が主役の健康弁当
かつおめし処 磯野を語るのに欠かせない、主役、かつお節。
木下さんがかつお節を主役にしたお弁当をつくり始めたのには、関西の食文化が関わっています。大阪生まれの木下さんには、幼少期からよくかつお節を食べる習慣がありました。名物のたこ焼き、お好み焼き、焼きそばはもちろん、お浸しや冷奴にもかつお節をかけていたそうです。
その経験から、「関西人に馴染みのあるかつお節をお弁当に使えば、お客様に喜んでもらえるのでは？」と思い、かつお節を使ったお弁当が誕生しました。
3種類のかつお節を贅沢にブレンド。風味・旨味・食感が楽しめる贅沢かつおめし御前
ご飯一面を覆い隠すかつお節には、木下さんのこだわりが詰まっています。お弁当を開けたときの躍動感と、食べたときの食感を意識し、鰹節は3種類を絶妙な分量でブレンドしています。
ふわっと香り高い風味が特徴の「花鰹（はながつお）」。
味に深みと張りがある「枯節（かれぶし）」。
旨味が強い「熟成本鰹節」。
この3つが融合することで、それぞれのかつお節本来の風味、旨味が同時に際立ち、味や食感のグラデーションを楽しめます。試行錯誤の末、ようやく生まれたオリジナルの配合です。
調理法にも一工夫。料理の基本が詰まったお弁当
調理法にもひと工夫。炒める、煮る、揚げる、炊く、食材の持ち味を活かす調理法で一つひとつ丁寧につくっています。生のかつお節は噛めば噛むほど満腹中枢を刺激。そのため、早食い防止にもつながる効果もあるのだとか。高タンパクで低脂質なので、健康を気遣っている方にもおすすめの食材です。
お弁当のおかず全てにおいて、とにかく食感にこだわっている木下さん。外側がカリッとした鮭は焼く前に、お酒を霧吹きでシュシュッとかけています。そうすることで、魚の臭みが消えて冷めてもおいしく仕上がるのだとか。家庭でも真似できる技なので、ぜひ試してみてくださいね。
実はヘルシー！さっぱり食感の塩麹唐揚げ
隠れ人気メニュー上品な味付けの塩麹唐揚げ。お酒をブレンドした秘伝のタレに鶏肉を漬け込んでいて、味の決め手は、塩麹と焼きアゴ出汁。鶏胸肉を使うことで、ヘルシーでさっぱりとした後味に。鶏胸肉と聞くとパサパサしたイメージを抱きがちですが、塩麹や秘伝のタレのはたらきでお肉が柔らかくなるので、冷めてもおいしさが続き上品な味付けになります。
見た目の彩りにもとことんこだわった、元アパレル出身の店主がつくるお弁当
元々はアパレル業界出身の木下さん。10代のころにアルバイトで飲食業界を経験してからずっと飲食の世界に興味があったものの、踏み出せずにいました。そんな中やってきたのが新型コロナウイルス。そのほかの多くの業界同様アパレル業界も打撃を受けたこともあり、当時注目を集めていたテイクアウト事業に注目しました。
そこから大手弁当フランチャイズ店に修行に行ったり、食品メーカーのセミナーに出向いたりと、お弁当の研究を重ねました。『せっかく召し上がっていただくなら、発注してくれた方に一番安心してもらいたい』そんな想いのもと、随所にこだわりお弁当を作っています。
たとえば、野菜に焼き目をつけてインパクトを出したり、全体の彩りのバランスを整えたり、一番綺麗に見える盛り付けを考慮するなど、木下さんのセンスがお弁当の随所に光っています。その結果、味、見た目、調理法、食感、栄養バランスなどが総合的に評価され、惣菜・弁当グランプリ金賞の受賞に至ったのです。
かつおめし処 磯野のご注文・ご予約はくるめし弁当で
かつお節をはじめとする、こだわり抜かれた素材たち。そんな素材を味・見た目・栄養までバランスのとれたお弁当は、“ここぞ”というときのお弁当選びにおすすめです。
🐟グルメな上司が驚く会議弁当を探している
🐟大切な方の健康を気遣いたい
🐟健康志向でグルメな人が多い集まりなのでお弁当選びで失敗したくない
このようなシーンで、かつおめし処 磯野のお弁当は大活躍です。惣菜・弁当グランプリで見事金賞を受賞した、バランスの整った話題のお弁当をぜひご賞味ください。
かつおめし処 磯野のご注文・ご予約はこちら
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